「はやまるろうむ」さん。「ご質問にお答えします。」に関するトラックバック、ありがとうございました。

 助成金バブルですか・・・。いわゆる時短奨励金から人材確保助成金の時代ですね。

 時短奨励金は、形を変えながら数年続いたようです。私は数例やった程度ですかね。それも規模が縮小された後なので、あまりメリットはありませんでした。

 中には、自動車販売業の方等と提携した先生もおられたようですが、助成金の趣旨とは外れていったような気がします。時短のためではなく、商品販売の値引きとして使われた面が大きいですね。果たしてそれが社会保険労務士の仕事として、正解だったのかどうか・・・という疑問が残ります。

 人材確保助成金はもっとその傾向が強いですね。社会保険労務士が逮捕される原因のトップは、昔は労災隠し。今は助成金でしょうか。その助成金の中でも、人材確保助成金が群を抜いているのではないでしょうか。

 助成金バブルが雇用保険料を押し上げてきた事は否定できません。また、「助成金をとるためなら少々の不正は許されるのでは。」という風潮が出てきたことも否めません。

 助成金バブルの後始末は終わっていないと思います。社会保険労務士界でも・・・。