土木関係の方と酒を飲みました。その時、話題になったのが「入札」の事でした。

 公共工事では、原則、入札が行われます。当然競争入札なのですが・・・。昔は、談合が行われ、ほぼ公平に??仕事が配分されていたそうです。それと、入札に関する不文律もあり、地元に近い業者が優先されていたとか。

 しかし、今は、談合はできなくなったそうです。また、不文律もないに等しくなったとか。どんな仕事でも取りに来る業者もいるそうです。

 問題は、その入札価格にあります。とにかく安いのだそうです。どう考えても利益が取れない価格を出してくるとか。まず、まともな利益が取れないとなると、下請けにもお金が回りにくくなります。(つまりは安価で働かされる。) そして、下請けが元請にならないと利益が取れないため、入札参加願いを出し、また、競争相手が増えると言う・・・。

 また、役所の方も、その価格が当たり前になってきます。すると、利益の取れない仕事を延々とやって行かなければならなくなります。

 何か、社会保険労務士業にもつながる話だと思いませんか? やはり、どんな業種も利益が取れない仕事は不毛です。やはり、適正な価格を取る事が重要だと思うのですが・・・。