ある会社の話です。なぜかは知らないのですが、その会社は、社会保険労務士が数人ついていました。労働保険は○○事務所。社会保険は○○事務所。そして、私が助成金関係を依頼されていました。
ところが、ある日、事務員さんと話をしていたら、賃金体系再構築のため、新しい社労士が入ると言うのです。そして、最初に行うのが「自己申告制度の導入」とのこと。
私は断言しました。おそらく、その自己申告制度は定着しないだろうと。理由は、社長の性格にあります。
社長さんは典型的なワンマン社長さんなのです。以前、社内提案制度を実施した時に、忌憚ない意見を書いた社員を干して、会社を辞めるように仕向けた事があるのです。(実際辞めてしまわれたそうですけど。)
自己申告は、少なくとも、本当に思っている事が書けないと意味をなしません。うわべのことをやっても意味がないのです。まず、「自己申告制度ありき」ではなく、社長の意識改革を始めにやらない限り、この会社での自己申告制度定着は定着するわけがないのです。
人事制度は、社長や管理職の考え方が変わらない限り、変えるべきではないと思います。そうしないと高いお金を取られただけで、もとの木阿弥になりかねないのです。そんなお金があるのなら、少しでも社員に還元した方がましだと思います。
ところが、ある日、事務員さんと話をしていたら、賃金体系再構築のため、新しい社労士が入ると言うのです。そして、最初に行うのが「自己申告制度の導入」とのこと。
私は断言しました。おそらく、その自己申告制度は定着しないだろうと。理由は、社長の性格にあります。
社長さんは典型的なワンマン社長さんなのです。以前、社内提案制度を実施した時に、忌憚ない意見を書いた社員を干して、会社を辞めるように仕向けた事があるのです。(実際辞めてしまわれたそうですけど。)
自己申告は、少なくとも、本当に思っている事が書けないと意味をなしません。うわべのことをやっても意味がないのです。まず、「自己申告制度ありき」ではなく、社長の意識改革を始めにやらない限り、この会社での自己申告制度定着は定着するわけがないのです。
人事制度は、社長や管理職の考え方が変わらない限り、変えるべきではないと思います。そうしないと高いお金を取られただけで、もとの木阿弥になりかねないのです。そんなお金があるのなら、少しでも社員に還元した方がましだと思います。