厚生労働省が2005年の介護保険制度改正??する。その改正で、保険料を集める被保険者の年齢を40歳以上から20歳以上に拡大するのだそうだ。それだけだと、若い世代に反発を食らうのが必至なので、若い障害者や難病患者などもサービスを利用できるようにするとか。また小手先のことを・・・。

 保険料の半額が事業主負担であるため、法定福利費が膨らんでしまう。それでさえ、年金負担が増えているのに新たな負担を増やすことは、社会保険制度の空洞化を進展させかねない。(ちなみに、厚生労働省が、社会保障審議会介護保険部会に示した試算だが。20歳以上に広げて40歳以上の半額を徴収した場合、20~39歳の保険料は06年で1700円(本人負担は半額)、8年後に2300円になるとしている。)
 また、いずれかは、20歳以上65歳未満の被保険者に同一額の保険料を義務付けるのだろう。見え見えである。