社会保険事務所で、年金相談の時間を延長すると言う記事があった。週一回ではあるが、悪いことではないと思う。年金についての啓蒙活動にもなろう。しかし、人件費のことを考えると、もっと違う方法もあるのではないかと考える。私は「社会保険労務士を活用するよう提案したらどうか。」と役員に申し上げた。年金の額計算等は職員にやってもらえばいい。後は、社会保険労務士(当然、年金相談に応じることができる能力のある社労士でなければならない。試験で選抜しても良いと考えている。)で十分対応できよう。年金相談のほとんどが、基本的なものであると聞いている。
その提案が通ったわけではないが、本当にそうなりつつあるらしい。会によって、関わり方が違うかもしれないが。
私は行政協力をもっと進めるべきだと思う。行政に対してのパフォーマンスもある。また、民間に対しても、「社会保険労務士」という仕事を周知させると言う意義もある。若手社労士の勉強にもなるし、貴重な収入源にもなりうる。
私の所属県会の役員は、行政協力に対して積極的である。私も微力ながら協力していきたいと思う。