コロナもほぼ終息し、。。。とはいえ、まだまだコロナにかかっている方も、ロングコービッドって言われる、治ったと思った後も、ずるずる倦怠感などひきづられてる方も多い中、なかなか、素直に喜べない反面もあるんですが、飛行機を使う、特にか旅行においては、本当に楽になりましたね。

 

先日、日本の家族や友人に会うのに、実に6年ぶりに帰国しました。一部の家族がコロナ直前の年、2019年にアメリカに会いにきてくれましたが、日本の地を踏み、空気を吸うのは6年ぶりでした。私のアメリカ人の主人においては10年ぶりとなりました。

 

結論: 風邪引きました。 苦笑

私は到着3日くらいで。。。飛行機で感染したのかも。。。。(なので、コロナ終息とはいえ、素直に喜べないのは、ここにもありました。。。)

 

渡航内容:今回は円安のショッピングも楽しみつつ。。。実は実家近くに一件お家を購入しようと、不動産巡りをしました。合計7件拝見し。2件候補。1件は予算オーバーで断念し、最後の1件は本気で買付までしました。この物件に関しては、事故物件ということ、既に空き家ということ、ただっぴろい農地付きということで、激安物件でした。私も主人も事故物件の内容は特に問題はなく、家具などは全て引き取ってあり、家族が個別に調査したところ、あまり事故物件の内容とつながるような噂話も全くなく。(田舎なので、そういうことが起こると、噂どころか、全て知っている人も現れることもあり、町長、区長さんとかには、大体事情が伝わる)。

私たちにとっては、全てのお互いの条件をみたし、要はこの上ない完璧に近い物件でした。ただ、私は農地が広すぎるというのが、主人は喜んでいましたが、ちょっと難点だと感じて、不動産と相談したんですが、こちらのエージェントさんも、いまいち担当してるのにもかかわらず、知識に乏しい。。。というか、ちょっと引くくらい乏しすぎた。ので、自分と家族で調査に。その間、同時に建物診断(ホームインスペクションも入れる予定と買い付けに記入し、その結果次第での購入という条件を出しました。こういう手順はアメリカでは普通。日本の不動産取引は、正直、かなり異常です。日本にはエスクローすらないのが、度肝抜かれました。アメリカの不動産取引は基本2人のエージェントが介入します(弁護士と似てますね)、売り側と買い側に一人づつつきます。そして、エスクロー制度(義務)で違法性や、家に対する債務などの調査が入り、公平に取引できるような仕組みになっています。その上、ホームインスペクションも義務化されており、その費用を買主側が負担することが大半です(まれに売り側が出すこともあるそうですが)。アメリカは訴訟の国、日本は非訴訟の国、それが一番の違いで、アメリカは絶対公平性を望み、日本は、実は不公平を認めさせる国だと感じました。日本の不動産エージェント、仲介業者は、買い手が全て購入を決めてしまった時点で、買主が不平をいうと、それは調べなかったあなたが悪いっていうんですよね。なので、日本の不動産は、契約前に、徹底的に買い手が調査をしていかないと、特に中古物件を買うとなると、ほぼ100%買い手に不利が生じ、なきネイ入りする人も多いのではないかと思います。

 

さて、この物件なんですが、思った通り、農地が欠点となりました。不動産担当者は、私の日本に住む家族の名義があれば良いんじゃないかと言い出し(これ、だめだよね!)その後、私の両親が農地関連で情報集めたところ、いろいろ問題、課題が出てきて、エージェントがそこから、では家族が農地を買うことにすれば良いのではないでしょうか、と言い出した。私の正直な反応は、あなた馬鹿でしょ!?でしたね。

そこで、エージェントへの信頼度は0に墜落し、主人と相談して、買い付け解消しました。日本に永住できる段階ではないし、両親、家族に迷惑かけられないのが大きな理由でした。農地に関しては日本ではとても問題になっており、私たちが買わないからといって、他に管理する人が現れるということでもない。2000M2(この土地は実に5000M2位あった)を超える農地に関しては、農業を営む人材にしか、売らないというのが基本らしく、農業経験なしの私たちも私の家族も、家は買えても農地の譲渡が難航するという図は、よろしくないですね。

 

ソーシャルワーカーをやっている性分なのか、契約前に、調査を徹底させました。アメリカでも、公平は制度として、かなりしっかりしてますが、制度によっては抜け穴があったりするので、知ってれば、細かいとこまで見ないとと思うんです。20年以上日本から遠ざかっている私としては、日本の制度がよく理解できないことも多く、かなり戸惑いました。日本の不動産。かなり要注意です。

 

さて、日本からアメリカに帰国し(日本へも帰国なんで、変ですね)、仕事に戻りました。LifeーWorkバランスは、アメリカの方が断然良いですね。お給料もいいし。。。不動産エージェントの方、真夜中、休日も働くことが普通にあるらしいです。。。。って言うか、そんなに働くなら、もう少し知識あっても良いんじゃないの?って思うのは私だけなんでしょうか。。。。。周りにいる人も、同じ感じだから、知識の共有とかないのかなあ。。。。

 

日本の未来にちょっと不安を感じました。。。。とってもいいところも多いし、絶対住みやすいのは日本なんですけどね。アメリカと違って、危険区域ないし、どこ行っても平和だし、お店みんな開いて、活気付いてるし!仕事してる人、めっちゃ賃金低いのに、すんごい丁寧だし!アメリカのターゲットとかいうと、日本に比べたら、ほぼ倍の賃金もらってるはずなのに (ワシントン州の最低賃金$15だしね)、やる気あんの??っていうか、生気のない従業員多すぎだし!!

楽しく生きたいなら、日本

確実にお金増やしたいなら、アメリカ

ってとこなのかな。。。。。