こんにちは。
前回の記事では、依存症の家族の苦しみ、そして「現実を受け止めて自分軸に戻すこと」の大切さについてお話ししました。
今回は、そんな自分軸を取り戻すためのステップでもある「カウンセリングを受ける意味と目的」について綴ってみたいと思います。
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そもそも、心理の専門家やカウンセラーに相談すること自体、ものすごく勇気がいることですよね。
せっかく会ってみたものの、「なんか腑に落ちなかったな」「こんなこと、話すんじゃなかったな」とモヤモヤしたり、逆に「思い切って話せて本当によかったー!」と思えたり。カウンセラーとの相性や自分の状態で、感じ方は本当に様々です。
実は、私自身も日々感じていることがあります。
どれだけ心理学や福祉の勉強をして、悩む人を助ける意欲や知識があっても、いざ本当に身近な人(家族やパートナー)に精神疾患や葛藤が起きたとき、 「今まで自分が勉強してきたことって、一体何だったんだろう……」 と思うことがあります。
客観的な知識はあっても、自分の大切な、近すぎる人間関係の渦中に放り込まれたとき、そこにはマニュアルなんて存在しません。ただただ無力感(Feeling helpless)に苛まれるのです。
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実は、まさに昨日、私自身がカウンセラーの元へ相談に行きました。
ここ1週間、パートナーの飲酒とそこからくる激しい気分の浮き沈みに振り回され、ふとしたことで揉めたりもして、私の心は心理的にとても疲れていました。
案の定、昨日のセッションのほとんどは、私の愚痴や、傷ついた感情を吐き出す時間になりました。
そんな私に、カウンセラーの先生はこう言ったのです。
「話が堂々巡りになっているわね」
そして、こう続けられました。 「あなたはパートナーの悪習慣や、そこで発生する言葉にならない怒りを一生懸命説明しているけれど、それはもしかしたら、あなた自身の中にある葛藤(Conflict)でもあるんじゃないの?」と。
カウンセリングにおいて本当に大事なのは、このように「自分では気づかない自分の話し方や心のパターン」を指摘され、初めてそれを客観的に認識できることにあります。
友達に悩みを話すと、優しく聞いてくれるので心がラクになります。それはそれで素敵なことですが、どうしても「問題の本質を指摘する」ところまではいかないことが多いものです。 (もし、あなたのことを思って正直に問題点を指摘してくれるお友達がいるなら、それはお互いに本当に信頼し合っている証拠です。一生大切にすべき素晴らしい友人だと思います)
プロのカウンセリングは、友達とは違います。 優しい共感の先にある「客観的な鏡」として、自分が本当に向き合うべきポイントを教えてくれるのです。
前回のカウンセリングでは、「自分の人生を自分軸に戻したい。そのためにどう立て直していけばいいか」を話していました。 先生が言うには、自分軸に戻るためには、「自分の中の葛藤をどう管理(マネジメント)していくか」が何より大事なのだと。
カウンセリングを受ける本当の意味と目的。
それは、ただ慰めてもらうためでも、相手を変える方法を教えてもらうためでもありません。
誰かの問題に巻き込まれて堂々巡りになっている自分に気づき、プロの力を借りて「自分の中の葛藤」を整理し、もう一度自分の人生の主導権(自分軸)を取り戻すこと。
どれだけ知識があっても、私たちは一人の人間です。 苦しいときは、安全な場所で重い荷物を下ろし、客観的に自分を見つめ直す。それこそが、自分の人生を前向きに進めるための、大切な一歩なのだと改めて感じています。
今日もお読みいただき、ありがとうございました。 皆様にとって、今日も穏やかな1日でありますように。