美味しい出石皿そばをいただいた後は大好きな徳島を舞台に描かれた漫画「アンの世界地図」に縁のある場所を訪れてみました。

 

 

この漫画を読んでからずっと来てみたいと思っていたのですが、ヨシヲに頼んでも興味がないからスルーされ続けていたのですが、偶然お蕎麦屋さんの2件隣に目的の建物がありました!

 

脇町劇場 オデオン座。

 

 
210円で入場できますが外観だけで満足です。
 
 
オデオン座は最終回になんでも鑑定団もどきの番組収録場所として出てきます。
 
 
ヒロイン(アン)の心友アキの祖母葵は日本人女性(秋)とドイツ人俘虜との間に生まれ、幼いころから偏見の目で見られていました。
 
でもむちゃくちゃ美人なので90歳を超えた今でも男性にモテモテですラブラブ
 
 
母親の秋に想いを寄せる別のドイツ人元俘虜(マイズナー)に葵は心惹かれていたのですが、秋はマイズナーの誠実さを利用して偽装結婚し、ドイツ国籍を手に入れた後は黙ってドイツにいる葵の父親の元へと旅立っていきます。
 
 
この時に残されたマイズナー宛の手紙は彼が見つける前に葵が燃やしてしまい、一緒にあった数多くのドイツ人俘虜達との手紙は井戸に投げ捨ててしまいました。
 
鑑定に出したお宝は井戸の中から見つかった手紙なのですがこれが驚きの結果に!!!
 
 

収録の時、司会者の何気ない一言で葵の中にあった長年にわたる秋への憎悪が薄れていくシーンには思わず涙が出るほど感動しました!

 

同じ徳島の人間の言葉だったら「人の気持ちも知らないで無神経な!!」と突っぱねそうな一言も事情を知らない人間の口から出たことで救われるのだなと思ったのでした。

 

 

この後は少し歩いてうだつの町並みを散策。

 

こちらも最後のシーンで出てきた電話ボックス。

 

 

自動ではなく自働です。

 

中にあるのはレトロな電話。

 

 

書かれてはいないので触ってもいいのかなと思ったのですが今回は我慢しました。

 

 

そして一番の目的はアキとアンの暮らす家のモデルになった吉田家です。

 

 

中は510円で見学できますがこちらもヨシヲが興味なさそうなので諦めました。

 

 

アンの世界地図では意思を持ったこの家がナレーションを勤めています。

 

ナレーションの中でこの家は「うだつがある」ことにむっちゃ誇りを持っていました。

 

 

この写真の部分を「うだつ(卯建)」といい、「うだつが上がる」のは財力が必要だから富の象徴であり、その逆として「うだつが上がらない」という言葉が生まれたみたいです。

 

 

「うだつの町並み」は観光地化されていて、古い建物を利用したカフェがたくさんあるので若い女性の姿も多かったです。

 

この時の写真はもう少しあるのですが長くなるので続きます。

 


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