美味しい出石皿そばをいただいた後は大好きな徳島を舞台に描かれた漫画「アンの世界地図」に縁のある場所を訪れてみました。
この漫画を読んでからずっと来てみたいと思っていたのですが、ヨシヲに頼んでも興味がないからスルーされ続けていたのですが、偶然お蕎麦屋さんの2件隣に目的の建物がありました!
脇町劇場 オデオン座。

収録の時、司会者の何気ない一言で葵の中にあった長年にわたる秋への憎悪が薄れていくシーンには思わず涙が出るほど感動しました!
同じ徳島の人間の言葉だったら「人の気持ちも知らないで無神経な!!」と突っぱねそうな一言も事情を知らない人間の口から出たことで救われるのだなと思ったのでした。
この後は少し歩いてうだつの町並みを散策。
こちらも最後のシーンで出てきた電話ボックス。
自動ではなく自働です。
中にあるのはレトロな電話。
書かれてはいないので触ってもいいのかなと思ったのですが今回は我慢しました。
そして一番の目的はアキとアンの暮らす家のモデルになった吉田家です。
中は510円で見学できますがこちらもヨシヲが興味なさそうなので諦めました。
アンの世界地図では意思を持ったこの家がナレーションを勤めています。
ナレーションの中でこの家は「うだつがある」ことにむっちゃ誇りを持っていました。
この写真の部分を「うだつ(卯建)」といい、「うだつが上がる」のは財力が必要だから富の象徴であり、その逆として「うだつが上がらない」という言葉が生まれたみたいです。
「うだつの町並み」は観光地化されていて、古い建物を利用したカフェがたくさんあるので若い女性の姿も多かったです。
この時の写真はもう少しあるのですが長くなるので続きます。