私が司法試験講座の中で圧倒的におススメするのは、呉クラス本科生です。
未修者や既習1年目の人達もここからやれば、司法試験対策に対する迷いもなくなるでしょうし、
ローの期末試験も余裕でしょう。
インプットもアウトプットも合格に必要な力は十分すぎるほどつきます。
論文の指導に関しては呉講師を超える人は私は知りません。
とにかく基礎を磐石にし、現場思考力を養うには私が知る限り呉本科生クラスが最適だと思っています。
合格への最短ルートと言って良いでしょう。
値段が高いと思われるかもしれませんが、1発で受かること(あるいは三振しないこと)を考えるなら、決して高くはありません。
一度、不合格となってしまった人も「急がば回れ」でここからやって欲しいと個人的には思います。
なぜか、受験生は皆、焦りすぎている印象を受けます。足元が見えていない受験生が多すぎます。
ローの2年3年になって基礎マスターやってるなんて恥ずかしい・・・みたいな人もいました。
しかし、私に言わせてもらえば、基礎力もないくせに学者の演習書等に手を出しているような人こそ身の程知らずの恥ずかしい奴です。
不合格を経験している人も、結局基礎マスターレベルができていないのです。
落ちたからこそ、しっかり地に足をつけて基礎からやり直すべきです。
基礎マスターを完璧にこなし、その知識を使って答案を書ければ司法試験は受かります。
私は、基礎マスターの知識だけで新司答練で1科目60~80点を取っていました。
論文で必要なのは磐石な基礎力と答案をかく練習です。
ちなみに、もちろん好みの問題もありますから他の講師の講座でも言いと思います。
なぜ、LEC工藤クラスを勧めないの?と思う方もいるかもしれませんが、
個人的に仲がよかったとしても、
私は工藤ゼミ以外は伊藤塾呉シケタイクラスで養われてきて、
工藤入門講座を受けたことがないので無責任な評価はできません(テキストも見たことはありませんし)、あくまで、受験生のために率直に本音を書いています。
もちろん、工藤入門クラスも良いものだろうという予測はつきます。
なお、工藤ゼミや3倍速系講座は経験上問題なくおススメします。
ただ、三倍速系講座は、入門講座(伊藤塾なら基礎マスター)を受けた後に聞くべきだと思います。