1980年12月、ジョナサン・ケイン(key,g)が加入。
1981年7月、7th「Escape」を発表。

全米一位となり一気に人気が爆発、黄金時代が到来となった。一番の特色はバラード中心のラインナップであるが、キャッチーなメロディを擁し、それでいてハードロックのテイストのギターワークも堪能できるところ。この変化はジョナサン・ケインの加入によるところが大きいと思わる。ジャーニーはスティーヴ・ペリーとニール・ショーンによる曲作りが中心だが、ケインはすべての曲に参加しており、独特の感性により大衆の琴線に触れるメロディを作り上げた。また、前任者がブルージーなオルガン奏者だったのに対し、ケインはシンセサイザーであり、爽快なサウンドで彩っていることも大きい。さらにケインはギターも演奏し、ライブではセカンドギタリストの役割をこなすこともあり、ステージ上の風景が一変し、ますます規模の大きいライブをこなすことになる。
(8)につづく
アルバム
10 Escape (1981) ★★★★★
メンバー
第7期 1980-1985
スティーヴ・ペリー(vo)、ニール・ショーン(g)、ロス・ヴァロリー(b)、
ジョナサン・ケイン(key,g)、スティーヴ・スミス(ds)