ゲイリー・ムーア(28) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(27)のつづき

2007年、オーティス・テイラーの「Definition of a Circle」に参加。

2月、デジタルラジオ局プラネット・ロックの番組「Blues Power with Gary Moore」で6週間パーソナリティーを務める。

4月、北アイルランドでコンサート。しかし、肺感染症で数回の公演を延期。

5月、17thソロ「Close as You Get」を発表。
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この作品も、やっぱりブルース。メンバーは2006年にB.B.キングのファイナルUKツアーに参加したラインナップと同じで、ゲイリー(g,vo)、ブライアン・ダウニー(ds)、ヴィック・マーティン(key)、ピート・レス(b)にゲストとしてマーク・フェルトハム(harm)が参加している。今作ではより深くブルースの世界を探求しており、6曲がカヴァーとなるが、これまでのように白人が黒人のブルースをカヴァーした曲を取り上げるのではなく、サン・ハウスやチャック・ベリー、サニー・ボーイ・ウィリアムスンといった黒人のブルースをカヴァーしている。これは2月にラジオ番組に関わった時、自らオンエアする曲を探すうちにブルースの知識が深まったことによるもののようだ。ゲイリーのプレイは増々円熟味が感じられ、ゲイリー流のスタイルを基本にしながらも、ブルースの偉人たちのマインドに寄り添うアプローチが見受けられる。




5月から欧州ツアー。
5月17日、ロンドンのブッシュ・ホールでコンサート。この模様はライブ盤「Live at Bush Hall」としてリリースされた。

10月25日、ロンドンでジミ・ヘンドリックスのトリビュートコンサート。メンバーはダリン・ムーニイ(ds)、デイヴ・ブロンズ(b)に、ゲスト参加したビリー・コックス(b)、ミッチ・ミッチェル(ds)と共演。この模様は「Blues for Jimi」としてリリースされた。


(29)につづく


アルバム
31 Close as You Get(2007) ★★★
32 Live at Bush Hall(2007) ライブ盤 
33 Blues for Jimi(2012) ライブ盤