ゲイリー・ムーア(26) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(25)のつづき

2004年、14thソロ「Power of the Blues」を発表。
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ゲイリーの新作はまたしてもブルース!。ダリン・ムーニイ(ds)に旧知のボブ・デイズリー(b)を迎えて制作された本作は、ここ数作でプロデュースを務めているクリス・タンガリーディスが引き続き関わっている。つまりお馴染みの仲間で制作された訳だが、ゲイリーによるオリジナル曲は7曲で、結局ゲイリーは曲を作ろうとするともう自然とブルースの曲になるようだ。なるほど気持ちよくプレイしており、聴いているこちらもゲイリーはこの路線なんだとすんなり受け入れてしまう。ただ漠然とブルースアルバムを作った訳ではなく、これまでに色んなスタイルを試行錯誤してきたが、最後に行きついたのがハードなリズム隊に極太のギターという自分のスタイルのブルースだったというわけだ。今作では注目のカヴァーとして、レッド・ツェッペリンも取り上げた【I Can't Quit You Baby】が収録されている。ゲイリー流のハードなブルースが聴ける。




このアルバムに伴うツアーは、ゲイリーが左手を負傷したため、数回行ったのみで、残りはキャンセルとなった。

9月24日、フェンダー・ストラトキャスターの50周年を記念した「The Strat Pack:Live in Concert」に出演。


(27)につづく

アルバム
28 Power of the Blues(2004) ★★★