1988年3月、アイルランドのTV番組「The Late Show with the Chieftains」に出演。
同月、ゲスト参加したモ・フォスターのアルバム「Bel Assis」が発売。
10月、ゲスト参加したドン・エイリーのアルバム「K2」が発売。
同月、コージー・パウエル(ds)が加入して、新作のレコーディング開始。
12月、先行シングル「After the War」をリリース。
1989年1月、7thソロアルバム「After the War」を発表。

ゲイリーのハードロック時代の一つの頂点を極めた名作。親しみやすいメロディラインの歌にコージーのパワフルなドラミングが加わり、強力なナンバーが並ぶ。ソロのお返しにドン・エイリー(key)が3曲、サイモン・フィリップス(ds)が2曲で参加。また、注目はオジー・オズボーン(vo)がリード・ヴォーカルをとる【Led Clones】。「Victims of the Future」(1983)に収録の【The Law of the Jungle】に参加したものの、オジーのヴォーカルは収録されなかった経緯があるだけに、ようやく実現出来た格好になった。
結果的にこのアルバムがゲイリー最後のハードロック作品となったのだが、この時は誰もそうなるとは思わなかった。
コージーはツアーのリハーサルに参加したもののバンドを脱退。クリス・スレイドが参加してツアーをこなす。
4月、ヴィッキ・ブラウンのアルバム「Lady of Time」に参加。
(17)につづく
アルバム
11 After the War(1989) ★★★★★