ゲイリー・ムーア(5) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(4)のつづき

1977年、3rd「War Dance」を発表。
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2ndと同じ年に発表された3rd。どうしてもゲイリー・ムーア目線で聴いてしまうが、このバンドの中心人物はジョン・ハイズマン(ds)。ハイズマンは前身バンド「コロシアム」で、ジャズ・オリエンテッド・ロックのビッグバンド化を成し遂げ、その後に結成したテンペストは少人数でのビッグバンド化を目指したが中途半端に終わった。コロシアムIIはその路線を踏襲しながらもロックの要素も加味し、即興演奏に近い緊張感を目指し、前作「Electric Savage」ではインスト部の比重が高いプレイで高い評価を得た。今作も1曲を除いてインストゥルメンタルで、ジャズ・ロック・プログレ的なバトルが聴けるとともに、わかりやすいメロディでポップの要素もある。そうしたことが今でも高い評価に繋がっていると思う。





1978年1月、アンドリュー・ロイド・ウェーバーが企画した「Variations」に参加。


8月、ゲイリー・ムーアがシン・リジィに加入するため脱退。後任にキース・エイリー(g)が加入するも、ツアー終了後に解散となった。

ドン・エイリーはレインボーへ加入している。


(6)につづく


アルバム
3 War Dance(1977) ★★★★★