1971年、2ndアルバム「34 Hours」を発表。

前作に伴うアメリカツアーを敢行し、その勢いのまま34時間で完成させた2ndアルバム。前作よりも聴きやすくなり、プログレッシブなブルースロックを演奏している。
ヨーロッパとアメリカツアーを行い、秋に3rdアルバムのレコーディングを行うが、12月にゲイリー・ムーアが脱退。バンドはゲイリーの後任にエリック・ベルそしてポール・チャップマンが付き、チャップマンは3rdアルバムのオーバーダブを行うが、オフィシャルでリリースされることはなかった。
1972年、ザ・ゲイリー・ムーア・バンドを結成。メンバーはジョン・カーティス(b)、ピアーセ・ケリー(ds)。
1973年、アルバム「Grinding Stone」を発表。

自身の名を冠した唯一のリーダーバンドのアルバム。プロデューサーはマーティン・バーチ。スキッド・ロウに習ってかスリー・ピース・バンドスタイル。音楽性はブルーズを基調としたサザン・ロック風で、オールマン・ブラザーズ・バンドに影響されたと言われている。セールス的には散々だったそうだ。
(3)につづく