1980年12月、ロバート・フリップは「インクライン・トゥ・1981」というテーゼを掲げて新しいバンドの構想を固め、ビル・ブルフォード(ds)、エイドリアン・ブリュー(vo,g)、トニー・レヴィン(b)に声をかけ、ディシプリンを結成。
1981年3月よりリハーサルを開始。
4月30日、イギリス、バースMoles公演。
King Crimson Collectors' Club#11「Live at Moles Club,Bath」(2000)

On(and Off)The Road(2016)BOX
DGMLive!
(1)Discipline(2)Thela Hun Ginjeet(3)Red(4)Elephant Talk(5)Matte Kudasai(6)The Shelterling Sky(7)Indiscipline(8)Frame By Frame(9)Larks' Tongues In Aspic Part II
ディシプリン名義での記念すべき初のライブ。オーディエンスによるブートレグ・カセット録音で厳しい音質で、KCCCでは(8)がカットされている。観客にとって初めて聴く80年代クリムゾンで反応は鈍い。このころから既に後にアルバムとして収録される曲がほぼ揃っていたことがわかる。所々リズムの取り方がずれていたりグルーヴを見失ったりしており、それだけ高度な演奏が求められる曲ということがわかる。(3)(9)の過去曲は嬉しい。
5月1日、イギリス、バースMoles公演。
5月2日、ウェイマスDorset Institute of Higher Educatin公演。
5月5日、ブリストル、The Granary公演。
5月6日、キール大学公演。
5月7日、マンチェスター、Polytechnic公演。

(1)Frippertronics(2)Discipline(3)RF Announcement(4)Thela Hun Ginjeet(5)Red(6)Elephant Talk(7)Matte Kudasai(8)The Shelterling Sky(9)Indiscipline(10)Frame By Frame(11)Larks' Tongues In Aspic Part II(12)Elephant Talk
貴重なディシプリン時代の音源。音質はあまり良くない。(5)(11)では盛り上がる。この日は「Elephant Talk」を2度演奏と珍しい内容。
5月8日、リバプール、University公演。
5月9日、ノリッチ、University of East Anglia公演。
5月10日、ロンドン、Her Majesty's Theatre公演。
5月12日、フランス、パリ、Captain Video公演。
5月13日、パリ、Captain Video公演。
5月14日、リール、Roubaix Colisee公演。
5月15日、オランダ、アムステルダム、Paradiso公演。
5月16日、ブリュッセル、University of Brussels公演。
ディシプリン名義でのライブはここまで。
(52)につづく