
世界盆栽大会は4年に一度開催されているそうですが、ここ日本で開催するのは1989年の第1回大会以来、なんと28年ぶりとの事。私が到着した頃にはチケット売り場に100mほどの列が出来ていました。お客さんの年齢層は高い方ばかりかなと思っていたら、割と若い方も多くデートコースにもしていたようです。もちろん外国から来たと思われるお客さんも多かったです。

世界展と日本展を同時に開催ということで、どこからが世界展なのかがよくわからなかったのですが、盆栽は日本で発祥したので、レベルの高さはどれもお墨付き。

実は私、10年ほど前に盆栽をやろうとしたことがあり、小さなものを購入し水やりや剪定の真似事をしたことがあったのですが、夏の日差しを考慮せずあっという間に枯れてしまい大失敗したことがありました。ここに展示されているのはどれも長期間に渡って面倒を見られてきたものばかり。中には数百年もの歴史があるのもありました。もうビックリです。

この枯れ具合も凄いです。

水石も展示されていました。これが自然に出来た形なんですから驚きです。軍艦みたいです。

これだけ曲げるのどれだけかかったのでしょうか。「もうどんだけ~」って感じです。

いや~盆栽の世界の奥深さには驚きました。数十年面倒を見たとしても盆栽のほうが寿命が長いのですから。自分が死んでも盆栽は生き続ける訳で、盆栽を趣味にしている方は気になって死ねませんね(笑)。