プレイング・マンティス(4) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(3)のつづき

2010年10月、シングル「Witchhunt」をリリース。

Witchhunt



2011年、30周年企画盤「Metalmorphosis」をリリース。初期の楽曲の再録を収録。ドラマーはベンジイ・レイドが抜け、ゲイリー・マッケンジーに変更。

Children of the Earth



2013年、ジョン・カイペルス(vo)とハンス・イン・ザント(ds)の新メンバーを迎えて活動再開。


2015年8月、10thアルバム「Legacy」を発表。
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6年ぶりのアルバム。プレイング・マンティスは個人的にメロディアス・ハードロック界では世界で5本の指に入ると思っており、ここ日本でも根強いファンがいる。しかしこれまでメンバーチェンジが多く、活動が断片的であったため人気が持続せず正当な評価が得られていなかったバンドなのだが、今作もメンバー変更があったにもかかわらず、素晴らしい作品を届けてくれた。新ヴォーカルのジョンは伸びやかな声で力強く歌い上げ、このバンドに合った声質を持っていると思う。以前のキャリアは不明だが、なかなかの掘り出し物だ(おっさんだが・・・)。中心人物のトロイ兄弟もツボを押さえたプレイを心掛け、たっぷりと時間を取って流麗なメロディを紡いでいく。特に今作はマンティス節とも呼べるお得意のフレーズが多く飛び出し、満足度の高い作品となっている。今作に伴う日本公演は1日だけ。ちょっと寂しいな。

The One


Fight For Your Honour


All I See


The Runner



(5)につづく


アルバム
14 Metalmorphosis(2011) 企画盤
15 Legacy(2015) ★★★★★




メンバー
第17期 2011
 マイク・フリーランド(vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、アンディ・バーゲス(g)
 クリス・トロイ(b,vo)、ゲイリー・マッケンジー(ds)

第18期 2013-
 ジョン・カイペルス(vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、アンディ・バーゲス(g)
 クリス・トロイ(b,vo)、ハンス・イン・ザント(ds)