坂本龍一(28) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(27)のつづき

2011年元旦、NHK-FM「坂本龍一ニューイヤー・スペシャル」にて、大友良英、大谷能生、菊地成孔、やくしまるえつこらとそれぞれ収録された即興演奏が放送される。この音源はダウンロード販売されている。

この年、映画「一命」の音楽を担当。



8月、クリスチャン・フェネスとのコラボfennesz+sakamoto名義で「flumina」を発表。
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フェネスとのコラボは「cendre」(2007)に続いて2作目。前作は都会の冷たさみたいなものを感じたが、今作は教授の即興的なピアノ演奏に暖かみがあり、フェネスの浮遊感漂う幻想的なサウンドノイズと相まってヒューマニズムを感じる音楽となっている。教授は昔からこうしたサウンドスケープ作品をリリースしているが、その中でも聴きやすい部類に入るだろう。2枚組。

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また、この年は前年の北米ツアーとこの年韓国で行ったコンサートを収録したライヴ盤「playing the piano usa 2010 korea 2011 - ustream viewers selection -」をリリースしている。


他に村治佳織に「プレリュード」「スモール・ハピネス」、沢井一恵に「点と面」を楽曲提供した。



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アルバム
93 坂本龍一 NHK session(2011)
94 Original Sound Track 一命 Harakiri - death of a samurai(2011) サントラ
95 flumina<fennesz+sakamoto>(2011) ★★★★
96 playing the piano usa 2010 korea 2011 - ustream viewers selection -(2011) ライヴ盤