セミファイナル G1 CLIMAX 24 スペシャルシングルマッチ 棚橋弘至 vs AJスタイルズ
A,B両ブロック2位同士の対戦。今回のG1でAJスタイルズの上手さ、強さを再確認したのは良かった。これまではゲスト参加に過ぎなかったため、AJがどれほどのものかよくわからなかったが、この3週間のG1シリーズに参加し、毎回過酷なシングルマッチを見ていると、レスラーとしての強さだけではなく、メンタル面でも素晴らしい選手だと思った。個人的には鈴木みのる戦の激闘が忘れられない。試合は棚橋がAJのスタイルズクラッシュを切り返して3カウント勝利。
試合後、バレットクラブが乱入し棚橋を暴行。見かねてこの日業務提携したGFWのジェフ・ジャレット代表がリングへ上がり棚橋を救助・・・と見せかけてギターを振り下ろす暴挙。ジェフのバレットクラブ入りが明らかになった。ジェフとAJはTNAで一緒だったから内通していたんだろう。外人が増えるとこういうことが多くなるな。
メインイベント G1 CLIMAX 24 優勝決定戦 中邑真輔 vs オカダ・カズチカ
オカダの入場。
バックの映像が素晴らしい、中邑の入場。
CHAOS同士のためここ最近なかった黄金カード。お互いの得意技を熟知しているためか、容易には喰らわない。それでも数度決まったオカダのドロップキックは惚れ惚れする美しさ。
滾る中邑はボマイェを命中させるがカウントは奪えず。
試合は20分を超える激闘となり、最後はレインメーカーが炸裂。オカダが勝利した。
優勝トロフィーを受け取りポージング。
オカダ、来年1月4日の東京ドームでIWGP王座を奪取すると発言。つづいて3つ言わせて欲しい。一つ、次はAJ、任せとけ。2つ、中邑さん、まだあなたには1回しか勝っていない、まだまだやりましょう。3つ、特に・・・あるぞ。来年はもっと今まで以上にする。新日本プロレスに、いやプロレス界にカネの雨が降るぞ。
途中噛みながらもなんとか言い切ったオカダ。ひとーつ、ふたーつってまちゃまちゃかと思ったが、今回のG1でも使っていたらしい。マイクにお馴染みのフレーズを作るのはいいことなので、これからも噛まないで頑張って欲しい。
今年のG1が終わった。
来年も西武ドーム・・・だろうな、たぶん。
特急レッドアロー号スタジアムエキスプレスで帰りました。