コッペリオン | ヒロエモンのハッソーハッソー

ヒロエモンのハッソーハッソー

聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

イメージ 1

昨年秋に放送されていたアニメ「コッペリオン」をようやく見終わりました。

原作では東京湾にある原発が爆発したことで東京は死の街となり、放射能耐性の遺伝子操作を受けたコッペリオン3人が生存者の救助や捜索のため東京に潜入する話となっている。実際に東北の大震災・福島の原発事故があったため、アニメでは原発事故についてはぼかされ、放射能汚染ではなく汚染との設定になった。

アニメは全13話。原作の第2部までの話となっているが、とにかく中途半端な印象が最後まで残ってしまった。まず色彩がおかしいということ。放射能汚染された街での話からか、基本的に色彩が抑え目でカラーフィルターを多用し本来の色彩を殺していること。そのためこのアニメは最後まで色合いに違和感を感じながらの視聴となってしまったのだ。しかしながら作画は非常に良かったと思う。

2点目はBGMの悪さ。印象に残るサウンド、メロディはなくこの作品の見所アクションシーンでも盛り上げるBGMとなっていないこと。作品の良し悪しは音楽によるところが大きいと思う。ひとつでもいいからこの作品の魅力を伝えるインパクトのある曲を劇中で使って欲しかった。


さて、原作では第4部まで話が進んでいるが、続編のアニメ化はなされるのだろうか。同じようなクオリティなら正直見たくはないが、もしやったら見るんだろうな。