坂本龍一(2) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(1)のつづき

1978年、劇団「曲馬館」の音楽に参加。



1979年、渡辺香津美(g)のKYLYNに参加。メンバーは矢野顕子(p,vo)、益田幹夫(p)、小原礼(b)、村上秀一(ds)、高橋ユキヒロ(ds)、ペッカー(perc)など。

KYLYN


同年、KYLYNと同様のメンバーでカクトウギセッションを結成。元々はライヴ用のバンドだったが、レコード会社の要請によりスタジオレコーディングされた。ただし、渡辺香津美は契約の関係からアブドーラ・ザ・”ブッシャー”名で参加。アルバム「サマー・ナーヴス」を発表。
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プロレスファンにはおなじみ、全日本プロレスでよく流れた【カクトウギのテーマ】を収録。坂本はレゲエがやりたくて結成したようで、ベースはレゲエで坂本のメロディをフュージョン風に味付けし、ロック畑のミュージシャンとの化学反応が面白い。高橋ユキヒロ(ds)と小原礼(b)はサディスティック・ミカ・バンドのリズム隊。はっぴいえんど~キャラメル・ママのメンバー鈴木茂(g)に、後にYMOのサポートを務める大村憲司(g)、矢野顕子・山下達郎・吉田美奈子のバックヴォーカルとこの時期ならではの豪華な面々が参加。唯一残念なのは坂本のヴォーカルか?そこがまたいいんだけどね。

カクトウギのテーマ


Sweet Illusion



ライヴ盤を発売してほしいですね。




(3)につづく


アルバム
3 サマー・ナーヴス<坂本龍一&カクトウギ・セッション>(1979) ★★★★