ウルトラヴォックス(6) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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(5)のつづき

1982年、6th「Quartet」を発表。
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ジョージ・マーチンプロデュース。シンセの使い方が適切で、メロディとの相性も抜群。個人的に後期ウルトラヴォックスの最高傑作はコレだ。ここからはさわやかテクノ【Reap the Wild Wind】、サビ+ブリッジループで盛り上がり続けるアンセムソング【Hymn】、静から動へ展開し深みのある【Visions in Blue】、口ずさみやすいメロディの佳曲【We Came to Dance】などがシングルヒット。それ以外も素晴らしい。こちらもサビ+ブリッジループ+わかりやすいメロディでシングルにならなかったのが不思議な程の【Serenade】、哀愁ギター+テクノで盛り上がる【Mine for Life】や同系統の【When the Scream Subsides】、わかりやすいメロディの【Cut and Run】、ライヴではドラムの競演が見られ盛り上がる【The Song" (We Go) 】などどれも捨て曲がない。
多くの曲で共通しているのが、いきなりサビで始まることでどんな曲なのか聴き手にすぐに馴染んでもらい、一旦離れるがすぐまたサビが登場してそれを繰り返すスタイル。こうすると印象に残り忘れられない。しかもどの曲もすぐ歌えそうなほど親しみやすく、何度聴いても飽きることがない。ニュー・ロマンティックを代表する作品だ。



Reap the Wild Wind


Hymn


Visions in Blue


We Came to Dance



1983年、ライヴアルバム「Monument」をリリース。82年のロンドン・ハマースミスオデオン公演を収録。


(7)につづく



アルバム
7 Quartet(1982) ★★★★★
8 Monument(1983) ライヴ盤