デヴィッド・ボウイ(27) | ヒロエモンのハッソーハッソー

ヒロエモンのハッソーハッソー

聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

(26)のつづき

1999年9月、先行シングル「Thursday's Child」をリリース。




9月、21st「'Hours...'」を発表。
イメージ 1

リーブス・ガブレルスとともにヴィデオゲーム「The Nomad Soul」のサントラ用に書いた曲を中心としたアルバム。メンバーはリーブス・ガブレルス(g)、マーク・プラティ(b)、マイク・リーヴスク(ds)、スターリング・キャンベル(ds)ほか。
前評判として「Hunky Dory」の頃のサウンドというのが聞かれたが、確かに昔に戻ったような感じはあるものの前作までの打ち込み系から一転して生音をメインにしていることでそうした印象を受けるのかもしれない。悲しいメロディが多く地味な印象は拭えない作品だ。しかしファンなら個々の曲が放つ鈍い輝きに気づくはずだ。
ここからは9月にオーストラリアと日本のみで【The Pretty Things Are Going to Hell】がシングルカットされたほか、2000年1月に【Survive】、7月に【Seven】がシングルカットされた。ちなみにシングルには様々なヴァージョンが収録されるとともに、【Thursday's Child】には日本盤ボーナストラックとして収録された【We All Go Through】のほか、アルバム未収録の【No One Calls】【1917】がカップリングされている。アルバムとしては2004年にはボーナストラック付きのリイシュー盤が、2005年には多数のシングルカップリングを中心とした1枚を含む2枚組がリリースされた。

The Pretty Things Are Going To Hell


Survive


Seven



99年8月から12月まで小規模のアワーズ・ツアー、2000年6月にミニ・ツアーを行っている。


(28)につづく


アルバム
37 'Hours...'(1999) ★★★
38 Bowie at the Beeb(2000) ライヴ盤