(23)のつづき
1994年11月、シングル「The Buddha of Suburbia」をリリース。BBCの同名TVシリーズの曲で、ギターはレニー・クラヴィッツ。B面は【Dead Against It】。
1995年9月、19th「Outside」を発表。
ブライアン・イーノと制作したコンセプトアルバム。ベルリン3部作以来となるイーノとのコラボに期待が高まったが、猟奇殺人をテーマにしたストーリーと陰鬱な曲調が不評で、商業的に失敗に終わる。しかしアルバム自体の完成度は高く、個々の曲は単独でも十分に成立するクオリティだと思う。メンバーはイーノの他、リーブス・ガブレルス(g)、エルダル・キジルケイ(b)、マイク・ガースン(piano)、スターリング・キャンベル(ds)、カルロス・アロマー(g)、ジョーイ・バロン(ds)、ヨッシー・ファイン(b)など。
![]() |
ブライアン・イーノと制作したコンセプトアルバム。ベルリン3部作以来となるイーノとのコラボに期待が高まったが、猟奇殺人をテーマにしたストーリーと陰鬱な曲調が不評で、商業的に失敗に終わる。しかしアルバム自体の完成度は高く、個々の曲は単独でも十分に成立するクオリティだと思う。メンバーはイーノの他、リーブス・ガブレルス(g)、エルダル・キジルケイ(b)、マイク・ガースン(piano)、スターリング・キャンベル(ds)、カルロス・アロマー(g)、ジョーイ・バロン(ds)、ヨッシー・ファイン(b)など。
ここからのシングルは9月に【The Hearts Filthy Lesson】、11月に【Strangers When We Meet】、翌年にはペット・ショップ・ボーイズのリミックスによる【Hallo Spaceboy】がリリースされている。
アルバムとしては日本盤にペット・ショップ・ボーイズがリミックスした【Get Real】が収録されるとともに、翌年にはオーストラリア盤でボーナスディスク付きのversion 2、2004年にはシングルのリミックスを多数収録した2枚組がそれぞれリリースされた。
The Hearts Filthy Lesson
Strangers When We Meet
Hallo Spaceboy
ボウイは95年から96年にかけてアウトサイド・ツアーを行った。
We Prick You
ちなみにボウイはこのコンセプトで5部作制作するつもりだったが、「Outside」のセールス不振により断念。2作目は「Inside」のタイトルが付けられていたが、お蔵入りとなったようだ。残念。
(25)につづく
アルバム
31 Santa Monica '72(1994) ライヴ盤
32 Outside(1995) ★★★
31 Santa Monica '72(1994) ライヴ盤
32 Outside(1995) ★★★