ブラック・サバス(5-1)追補版 | ヒロエモンのハッソーハッソー

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ブラック・サバス(5)の追補版です。

レイ・ギランを迎えてツアーを乗りきったサバスは、新作のレコーディングを開始。プロデューサーのジェフ・グリックスマンの意見で、デイヴ・スピッツ(b)とレイ・ギラン(vo)を外すことになった。ベースにはボブ・デイズリーを代役に立てたもののヴォーカリストはオーディションを行うがなかなか決まらず。そうこうしているうちにエリック・シンガー(ds)が脱退、その後プロデューサーまでもが降板してしまう。
ドラマーにベヴ・ベヴァンが復帰、シンガーにトニー・マーティンが決まり、プロデューサーにクリス・タンガリーディスを迎えて作業再開。1987年、ようやく「The Eternal Idol」の発表へと至る。
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トニー・マーティンは、ロニー・ジェイムス・ディオを彷彿とさせるスタイルで、重厚でドラマチックな曲世界を見事に表現している。ディオと比べると軽めでまだまだ小粒であるが、結果的にアイオミの様式美サウンドにマッチした人選となった。印象的なリフ、ドラマチックなメロディラインを持つ【The Shining】は特にインパクトがありオススメ。隠れた名盤として評価も高い。

The Shining


Nightmare



2010年に発売されたデラックスエディション盤では、何とレイ・ギランの歌う「The Eternal Idol」8曲が収録されている。ファンなら再購入は必至のアイテムだ!




1988年、「The Eternal Idol」に伴うツアーでは、ジョー・バート(b)、テリー・チャイムス(ds)のリズム隊が参加している。

(5-2)につづく