プロレスラーの地方議員誕生 | ヒロエモンのハッソーハッソー

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4月24日に行われた統一地方選挙において、西村修選手(国民新党)が文京区議会議員に、木村健悟さん(無所属)が品川区議会議員に、そして土方隆司選手(無所属)が埼玉県狭山市議会議員に見事当選!また若松市政さん(無所属)が北海道芦別市議会議員に再選されました。


既に引退している木村さん、若松さんは議員に専念できるとして、まだ現役の西村、土方両選手は、今後のプロレスラーとしての活動についてどうなるんでしょうか。


両選手とも全日本プロレスを退団していますので、全国巡業などはできませんが、もしかしたら単発で試合をすることもあるかと思います。恐らく地元で巡業に来た団体に出るか、自分で興業を起こすかどちらかするでしょう。馳浩衆議院議員はしばらく2足の草鞋をはいていたこともありましたから、空いている時間を利用して出来ないことはないと思うんです。ただ試合数はかなり限られてくるでしょう。


地元の地方議員になりたくて立候補し、選挙活動して当選したこと自体凄い事です。でも何で議員になろうと思ったんでしょうね。試合を続けていた方が収入はあったんじゃないかと思うんです。地方議員の報酬って世間的には高いと思われがちですけど、いろいろと差っ引かれて手元に残るのは普通のサラリーマンと大差ないんですよ。このご時世ですから議員報酬はまた下がるでしょうし。


政務調査費も毎月もらえると思いますが、今は市民団体などが使途について厳しい目を光らせているご時世ですから、使いづらいんじゃないかと思います。


土、日夜間を問わず、地元の相談や付き合いに顔を出したりと24時間議員でいる生活となり、また世間からの目もありますから普段からの行動にも気をつけなくてはなりません。そして一度議員になれば、応援してくれる人がいますから、簡単には辞められなくなります。何度も当選すれば、それこそ一生議員として働かなくてはならないのです。もちろん当選すれば地元の人のために活動するのは当然なのですが、正直言って議員としての「うまみ」ってそんなにないと思うんです。


いろいろ大変だとは思いますが、当選されたプロレスラーのみなさんの活躍に期待しています。