テン(3) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

(2)のつづき

2000年、「Babylon」を発表。
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初のコンセプトアルバム。物語はこうだ。西暦2999年、彼女を殺された主人公は殺人プログラムを持つヴァーチャルリアリティを制作し、犯人に送りつけて復讐を果たす。その後主人公はヴァーチャルリアリティで有りし日の恋人を制作し、彼女と一緒になった。彼がその後どうなったのか誰も知らない・・・。ちょっとなーと言った感じのストーリーだ。

個々の曲は特に悪くはないが、盛り上がる曲がなかったのが残念だ。さらに感情移入できないゲイリーの歌い方に加え、そもそも手に汗握るストーリー展開が無かったのが失敗の原因だと思う。
ちなみに、誰かさんにソックリな曲がある。

ドン・エイリーが参加しているのも話題になった。

The Stranger



2001年、「Far Beyond the World」を発表。
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前作の不振を払しょくする傑作だ!

ドン・エイリーの後任にポール・ホドソンが加入して制作された本作は、ハードとソフトを上手く配分して、前作で不信を招いた借用フレーズを極力排除。エモーショナルなギターにフックのあるメロディアスで高品質な楽曲に加えて、キーボードを効果的に使うことにより聴き手を飽きさせない作りとなっている。


Strange land



同年、ヴィニー・バーンズが脱退を発表。


(4)につづく



アルバム
7 Babylon (2000) ★★★
8 Far Beyond the World (2001) ★★★★★



メンバー
第5期 2000-2001
 ゲイリー・ヒューズ(vo)、ヴィニー・バーンズ(g)、ジョン・ハリーウェル(g)、
 スティーヴ・マッケンナ(b)、ドン・エイリー(key)、グレッグ・モーガン(ds)

第6期 2001
 ゲイリー・ヒューズ(vo)、ヴィニー・バーンズ(g)、ジョン・ハリーウェル(g)、
 スティーヴ・マッケンナ(b)、ポール・ホドソン(key)、グレッグ・モーガン(ds)