今年のベストテン-漫画 | ヒロエモンのハッソーハッソー

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聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

年末企画第2弾は「漫画」です。

漫画の場合、数年間に渡って続くものが多いですが、長期連載中の作品を今年だけ評価するのは無理なので、自分が今年読んだ、または読み始めた漫画だけを対象にします。


1 モリのアサガオ(郷田マモラ)
 今年読んだ漫画のなかで文句なしにNo.1。クセのある絵柄でとっつきにくいが、ぐいぐい話に引き込まれてしまう。死刑囚舎房に配属された新人刑務官が死刑囚一人ひとりと接し彼らを理解しようとするなかで、死刑制度について考えをめぐらす。唯一合法的に刑を執行する立場である刑務官の心のありようまで描いた原作漫画はドラマなんかより断然良かった。

2 GIANT KILLING(ツジトモ)
 監督が主人公のサッカー漫画。まだコミックスの途中までしか読んでいないが、これは面白いです。サッカーの見方が変わりました。

3 テルマエ・ロマエ(ヤマザキマリ)
 風呂がテーマの漫画。どういうわけか湯船に浸かると現代日本の風呂にタイムスリップしてしまう古代ローマ時代の浴槽設計技師。主人公は毎回物凄いカルチャーショックに見舞われる。

4 天皇論(小林よしのり)
 天皇についての誤った知識を正してくれる本。天皇は古代から人々の安寧を祈り続ける存在であり、祭司王だという。決して権力者ではなかったが、すべての上に天皇が存在することで、日本は独裁者が生まれなかったという。

5 ギャグマンガ日和(増田こうすけ)
 歴史上の人物が多数登場するギャグ漫画。子供に見せたら大うけだったが、学校で友達に話し出したので教育上まずいと思い、以後見せなくなった。

6 クロサギ(夏原武原案、黒丸)
 詐欺師を詐欺にかける主人公。いろんな詐欺が登場、自分も気をつけようと思った。

7 MW(ムウ)(手塚治虫)
 シリアスな手塚漫画。「猟奇殺人」と「同性愛」をテーマにしており、読んでて気持ち悪かった。手塚先生はこんな漫画も描いていたのかと初めて知りました。

8 昭和天皇論(小林よしのり)
 「天皇論」と思いっきりかぶってしまったが、こちらは昭和天皇についてテーマを絞った書き下ろし。戦前戦後の激動の時代、昭和天皇はいかに考えどんな行動をとられていたのか。

9 新・仮面ライダーSPIRITS(原作:石ノ森章太郎、漫画:村枝賢一)
 掲載誌が変わったことで「新」が付いた。主人公は仮面ライダーZX。歴代ライダーが登場し、ショッカーを始め歴代の悪の組織も登場、スケールの大きな話が進行している。

10 修身論(小林よしのり)
 このランキングは小林よしのりだらけになってしまった(すいません数合わせしました)。小学校で「道徳」は戦前「修身」という科目だった。修身に繋がる過去の漫画を掲載して論じている。


ちなみに、私は次の漫画を並行して読んでいます。
頭文字D
バガボンド
蒼天の拳
ベルセルク
カウンタック
エルフェンリート
新世紀エヴァンゲリオン
GANTZ
スティール・ボール・ラン
ユリア100式
餓狼伝
専務 島耕作
範馬刃牙
MOONLIGHT MILE
ヤング島耕作 主任編
クレイモア

日本沈没
デトロイトメタルシティ
太陽の黙示録 建国編
シグルイ
鉄のラインバレル
神の雫
彼岸島
機動戦士ガンダムTHE ORIGIN
ゴルゴ13
超人ロックシリーズ
カムイ伝