プレイング・マンティス(1) | ヒロエモンのハッソーハッソー

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プレイング・マンティスはクリス&ティノのトロイ兄弟を中心に結成され、1981年「Time Tells No Lies」でデビュー。
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ツイン・ギターを擁するメロディアスな曲で大いに注目されるが、マネジメントとの契約トラブルで活動が出来なくなり、数度のメンバーチェンジ、バンド名の変更などを経ていつしかシーンから消えて行った。



1990年、日本でNWOBHM10周年ライブにてトロイ兄弟に元アイアン・メイデンのポール・ディアノとデニス・ストラットン、ブルース・ビスランドを迎えたラインナップで復活。このライブが契機となり、彼らはポールを除いたメンバーで活動を開始することになる。


1991年、10年ぶりの2nd「Predator In Disguise」を発表。
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彼ららしいメロディアスな曲は素晴らしいが、デニス・ストラットンが書いた曲が雰囲気と合わず中途半端な印象になってしまったのは残念だ。

Can't See the Angels



1993年、コリン・ピールを迎えて制作された3rd「A Cry For The New World」が発表される。
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コリン・ピールの伸びのある声、メロディ満載の曲の数々、コーラスとどれをとっても捨て曲など一切ない素晴らしいアルバムだ。現在まで続く彼らの活動の中でも、間違いなく最高傑作だろう。

Rise Up Again


この最強のラインナップで活動を続けていれば、恐らく現在はフェア・ウォーニングと肩を並べるバンドになっていたはずだ。だが、残念ながらコリン・ピールは舞台俳優になるためすぐに脱退してしまう。




アルバム
1 Time Tells No Lies (1981) ★★★★
2 Live At Last (1990) ライブ盤
3 Predator In Disguise (1991) ★★★
4 A Cry For The New World (1993) ★★★★★


メンバー
第1期 JUNCTION~PRAYING MANTIS
 クリス・トロイ(b,vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、ピート・ムーア(g)、クリス・ハッドソン(ds)

第2期 1979
 クリス・トロイ(b,vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、ピート・ムーア(g)、ミック・ランサム(ds)

第3期 1979
 クリス・トロイ(b,vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、ボブ・アンジェロ(g)、ミック・ランサム(ds)

第4期 1980【Time Tells No Lies】
 クリス・トロイ(b,vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、スティーヴ・キャロル(g)、デイヴ・ポッツ(ds)

第5期 1981
 トム・ジャクソン(vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、スティーヴ・キャロル(g)、クリス・トロイ(b,vo)
 デイヴ・ポッツ(ds)

第6期 1981
 バーニー・ショウ(vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、スティーヴ・キャロル(g)、クリス・トロイ(b,vo)
 ジョン・バヴィン(key)、デイヴ・ポッツ(ds)

第7期 1982
 バーニー・ショウ(vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、クリス・トロイ(b,vo)、ジョン・バヴィン(key)
 デイヴ・ポッツ(ds)

PRAYING MANTIS & PAUL DIANNO,DENNIS STRATTON 1990
 ポール・ディアノ(vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、デニス・ストラットン(g)、クリス・トロイ(b,vo)
 ブルース・ビスランド(ds)

第8期 1991【Predator In Disguise】
 ティノ・トロイ(g,vo)、デニス・ストラットン(g)、クリス・トロイ(b,vo)
 ブルース・ビスランド(ds)

第9期 1991
 ドゥギー・ホワイト(vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、デニス・ストラットン(g)
 クリス・トロイ(b,vo)、ブルース・ビスランド(ds)

第10期 1993【A Cry For The New World】
 コリン・ピール(vo)、ティノ・トロイ(g,vo)、デニス・ストラットン(g)、
 クリス・トロイ(b,vo)、ブルース・ビスランド(ds)