インペリテリ１

インペリテリはクリス・インペリテリ(g)とロブ・ロック(vo)を中心にＬＡで結成されたＨＭバンドだ。

１９８７年にミニ・アルバム「Impellitteri」でデビュー。

クリスはイングヴェイ・マルムスティーンよりも早い世界最速のギタリストと言われた。確かにギター・ソロのときのスピードは尋常ではない。

１９８８年、「Stand In Line」を発表。

このアルバムにはグラハム・ボネットが参加。彼が過去に在籍したレインボーやアルカトラズの作風がとられ、大いに注目を集めた。
なお、このアルバムには現ＭＲ．ＢＩＧのパット・トーピーも参加しているのも見逃せない。

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１９９２年、ロブ・ロックが復帰し「Grin & Bear It」を発表。

いきなりミドル・テンポでアメリカ的なメタルに路線変更。ファンを大いに落胆させた。

１９９３年、ミニ・アルバム「Victim Of The System」を発表。

ファンが求めていたネオ・クラシカル路線に戻った。ただし、この作品はミニ・アルバムながら様々なタイプの曲がならんでおり、ファンの求める方向性を探っていたのだと思う。

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１９９４年、「Answer To The Master」を発表。

ここから、前作で好評だったネオ・クラシカル路線を踏襲した作品群が続く。
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１９９６年、「Screaming Symphony」を発表。

個人的にインペリテリの最高傑作。スピード・テクニック共に素晴らしい作品。

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１９９７年、「Eye Of The Hurricane」を発表。

前作の路線を踏襲した作品だが、そろそろマンネリになってきた。

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（つづく）

アルバム
１　Impellitteri (1987) ミニ・アルバム
２　Stand In Line (1988) ★★★★★
３　Grin & Bear It (1992) ★★★
４　Victim Of The System (1993) ミニ・アルバム
５　Answer To The Master (1994) ★★★★
６　Screaming Symphony (1996) ★★★★★
７　Eye Of The Hurricane (1997) ★★★★

メンバー
　第１期 1987
　　クリス・インペリテリ(g)、ロブ・ロック(vo)、ロニ・シルバ(ds)

　第２期 1988
　　クリス・インペリテリ(g)、グラハム・ボネット(vo)、チャック・ライト(b)
　　フィル・ウルフ(key)、パット・トーピー(ds)

　第３期 1988
　　クリス・インペリテリ(g)、グラハム・ボネット(vo)、デイブ・スピッツ(b)
　　ステット・ハウランド(ds)

　第４期 1992
　　クリス・インペリテリ(g)、ロブ・ロック(vo)、チャック・ライト(b)、ケン・メアリー(ds)　

　第５期 1993-1994
　　クリス・インペリテリ(g)、ロブ・ロック(vo)、ジェームズ・アメリオ・プーリ(b)
　　マーク・ビスタニー(ds)

　第６期 1995
　　クリス・インペリテリ(g)、ロブ・ロック(vo)、ジェームズ・アメリオ・プーリ(b)
　　グレン・ソーベル(ds)

　第７期 1996-
　　クリス・インペリテリ(g)、ロブ・ロック(vo)、ジェームズ・アメリオ・プーリ(b)
　　エドワード・ハリス・ロス(key)、ケン・メアリー(ds)