ドッケン | ヒロエモンのハッソーハッソー

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ドン・ドッケンはフォアン・クルーシェ、ジョージ・リンチ、ミック・ブラウンとバンドを結成し、1982年「BREAKING THE CHAINS 」を制作。フォアンは脱退し、RATTに加入する。フォアンの後任にジェフ・ピルソンが加入。これがドッケンの黄金メンバーとなる。


キャッチーなメロディとコーラス、ドンの哀愁を帯びた声、ジョージのギター・テクニックであっという間に人気バンドとなったドッケンは、1stの再発、「TOOTH AND NAIL」「UNDER LOCK AND KEY」「BACK FOR THE ATTACK」と順調に活動していたが、1988年ドンとジョージの確執が表面化し来日公演後解散する。
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解散後、ドンはドン・ドッケン名義でアルバムを制作、ジョージはリンチ・モブを結成、ジェフはウォー・アンド・ピースを結成し各自おのおの活動をしていた。



1994年、ドンはミック、ジェフと制作していたソロ・アルバムにジョージに参加を打診する。過去の因縁を水に流してジョージが参加し、ドッケンが再結成。「DOKKEN」を発表。


再結成第2弾「SHADOW LIFE」ではダークなサウンドになってしまいファンを大いに失望させた。
ツアー中にジョージが脱退、ジョン・ノーラムが代打で参加する。


ツアー後、元WINGERのレブ・ビーチが加入、1999年「ERASE THE SLATE」をリリース。
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これは素晴らしいアルバムで、ライブ盤も発売されている。


メンバー間の軋轢やスケジュールの都合からレブとジェフが脱退し、後任にジョン・ノーラムとバリー・スパークスを迎えて制作されたアルバム「LONG WAY HOME」を2002年に発売。
ジョンのうねりのある個性的なギターが炸裂し、個人的には好きな1枚。
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2004年、ノーラムの後任にジョン・レヴィンが加入し、「HELL TO PAY」を発表。
ダークなサウンドになってしまい、失望した。


そして今年、新作「LIGHTNING STRIKES AGAIN」が届けられた。
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ジョージがギターを弾いているかのようなリフ、メロディ、哀愁を帯びたドンの声、すべてがあの頃のドッケンだ。まさにドッケン復活といっていい出来栄え。素晴らしい。

前作と同じメンバーで作ったとは思えないほどだ。

願わくばもう一つガツンと来る1曲が欲しかったのだが、まずはこの路線で今後も活動してほしいと願っている。


アルバム
1 BREAKING THE CHAINS (1982) ★★★
2 TOOTH AND NAIL (1984) ★★★★
3 UNDER LOCK AND KEY (1985) ★★★★★
4 BACK FOR THE ATTACK (1987) ★★★★ 
5 BEAST FROM THE EAST (1988) ライブ盤
6 COMPLETE BEAST FROM THE EAST (1989) ライブ完全版
7 THE BEST OF DOKKEN (1994) ベスト盤
8 DOKKEN (1994) ★★★★
9 DYSFUNCTIONAL (1995) DOKKENのリミックス盤
10 ONE LIVE NIGHT (1995) ライブ盤
11 SHADOW LIFE (1996) ★★
12 ERASE THE SLATE (1999) ★★★★
13 THE VERY BEST OF DOKKEN (1999) ベスト盤
14 LIVE FROM THE SUN (2000) ライブ盤
15 LONG WAY HOME (2002) ★★★★
16 JAPAN LIVE '95 (2003) ライブ盤
17 HELL TO PAY (2004) ★★
18 LIVE 1981 FROM CONCEPTION (2007) ライブ盤
19 LIGHTNING STRIKES AGAIN (2008) ★★★★



メンバー
第1期 1982
 ドン・ドッケン(vo)、ジョージ・リンチ(g)、フォアン・クルーシェ(b)、ミック・ブラウン(ds)

第2期 1983-1988
 ドン・ドッケン(vo)、ジョージ・リンチ(g)、ジェフ・ピルソン(b)、ミック・ブラウン(ds)

第2期B 1994-1997
 ドン・ドッケン(vo)、ジョージ・リンチ(g)、ジェフ・ピルソン(b)、ミック・ブラウン(ds)

第3期 1997
 ドン・ドッケン(vo)、ジョン・ノーラム(g)、ジェフ・ピルソン(b)、ミック・ブラウン(ds)

第4期 1998
 ドン・ドッケン(vo)、レブ・ビーチ(g)、ジェフ・ピルソン(b)、ミック・ブラウン(ds)

第3期B 2002
 ドン・ドッケン(vo)、ジョン・ノーラム(g)、ジェフ・ピルソン(b)、ミック・ブラウン(ds)

第5期 2002
 ドン・ドッケン(vo)、アレックス・デロッソ(g)、ジェフ・ピルソン(b)、ミック・ブラウン(ds)

第6期 2004-
 ドン・ドッケン(vo)、ジョン・レヴィン(g)、バリー・スパークス(b)、ミック・ブラウン(ds)



(2)につづく