気持ち悪い話題なので、興味のない人は読まないでください。
プロレス団体のエルドラドが12月2日、新木場1stリングで行った興業が波紋をよんでいる。
当日は「大バラモン展~世界びっくりうじ虫コンテスト」と題して、くさり柔道地獄や棺桶地獄といった、いわゆるデスマッチ系の試合をしたのだが、なかでもメインで行われた蟲地獄「バラモンシュウ&バラモンケイ VS ヘラクレスオオ千賀&ビートルたけし」戦に賛否が分かれているようだ。
自分は直接見に行ったわけではないが、この試合が週刊プロレスに掲載不可となったことが気になって、スカパーの映像やブログなどを調べてみて驚いて、考え込んでしまった。
この試合はケースに入った多数のミミズ、カブトムシの幼虫、コオロギ、ゴキブリがリング上に用意され、蟲を使った攻撃が行われた。
今までプロレス界では、マムシやサソリ、ワニ、ピラニアなど生き物を使った試合を行ったことがある。
その時は生き物の入ったケースに相手を入れようとするハラハラした攻防がメインだった。
もちろん、生き物をむやみに殺すことなどしなかったのだ。
もちろん、生き物をむやみに殺すことなどしなかったのだ。
しかし、エルドラドの試合は、蟲をケースから取り出して相手に投げつけたり、相手の上に置いて踏み潰したり、相手の口の中に入れて殴ったりといった、蟲をアイテムとして使った試合をしたのだ。
当然、多数の蟲が死んだ。
リング上にはカサカサと生きた蟲がうごめいている。
映像には、お客さんの悲鳴が入っていた。
どうやら蟲をバラ撒いたので、客席まで被害が及んだもようだ。
蟲とはいえ生き物だ。
自分も、ゴキブリやクモは見つけたら殺すけど、やらためったらと探しまわってまではむやみに殺さない。
こういう試合に満足した人もいるのだろうが、ある意味面白がって蟲を殺すのを見せることはどうかと思う。
エルドラドにしても、まだ誰もやっていない路線だから、中途半端ではなく、とことんやったということなのだろうが・・・。
ちなみに、ここに絡んでいたのが虫食い芸人の佐々木孫悟空という人。
この人は、普段からいろんな蟲を食べる芸をする人のようで、この「大バラモン展」の宣伝にも、ミミズや幼虫を食べるパフォーマンスをしていた。
試合前にもリングに現れてヘラクレスオオカブトを食べた。
この人は蟲を生で食べることにこだわっている。
インタビューを読むと、なんでも食べるわけではなくて、危険なところは食べなかったり、寄生虫には気をつけているみたいです。
カタツムリを生で食べると脳がやられるから食べないと言っていたので、知識は持っているんですね。
ああ気持ち悪くなってきた。