普段、家にいると、よく電話がかかってきます。
その多くは、何かのセールスの電話で、ウチにとってはどうでもいい用件です。
いきなり子どもの塾や屋根の点検、マンション経営などの話を振られても、普段からそんなことを考えていないので、答えようがありません。
よって、すぐにお断りします。
相手も仕事で電話していると思うので、不快にならないように、相手の話に長々と付き合わないようにしつつ、はっきりと断るように気をつけています。
今日はそんな話ではないんです。
先日、電話がかかってきました。
ウチはナンバーディスプレイなので、相手先の番号が出るんですが、知らない番号でした。
普段はそういう電話には出ないのですが、そのときはふと、受話器を取ったのです。
「もしもし」
と答えると、
「・・・ガタッ・・・」
と音がします。
「もしも~し?」
「・・・」
返答がありません。
いたずら電話かなと思い、切ろうとしたら、
「・・・だあ。・・ガタン・・・あ~。・・・だ。」
と声がします。
どうやら赤ちゃんのようです。
よく聞くとバックでは、テレビの音がします。
どこの家庭かはわかりませんが、子どもが家の電話をいじっているうちに、我が家にかかってしまったようです。
面白いので、そのまま耳を済ませて聞いてみました。
「ガアー」と掃除機の音がしました。
なんかこっちが盗聴しているような気がしてきました。
よく考えたら、相手の家に電話料金がかかるので、ヤメました。
またかかってこないかな。