下の子が生まれて、退院して初めてウチに来たとき、
上の子は「フン!」と横を向いて弟を見ようとはしなかった。
上の子は「フン!」と横を向いて弟を見ようとはしなかった。
今思えば、その時から上の子の受難の日々が始まったんだろう。
自分も、どうしても赤ちゃんの世話にかかりきりになってしまった。
自分も、どうしても赤ちゃんの世話にかかりきりになってしまった。
赤ちゃんを抱っこすれば、上の子が「ボクも」と抱っこをせがんでくる。
それを「ちょっと待ってて」と諭すが、結局抱っこしてあげられなかったことが多い。
それを「ちょっと待ってて」と諭すが、結局抱っこしてあげられなかったことが多い。
上の子には、自分のことはなるべく自分でできるようにさせた。
トイレ、お風呂での体洗いなど・・・
そうさせることで、なるべく親の負担を減らそうとしたんだ。
トイレ、お風呂での体洗いなど・・・
そうさせることで、なるべく親の負担を減らそうとしたんだ。
だんだん上の子の笑顔が消えてきたのがわかった。
それとともに、ちょっとしたことでキレるようになり、情緒不安定な状態になった。
それとともに、ちょっとしたことでキレるようになり、情緒不安定な状態になった。
小学校に入り、人の言うことに敏感になって、友達から悪口を言われたと泣いて帰ってきて、
「いじめ」か?と思ってよく聞いてみると、大したことではなかったりしたこともあった。
「いじめ」か?と思ってよく聞いてみると、大したことではなかったりしたこともあった。
ウチの子は、大勢の友達とワイワイ遊ぶようなことはない。
学校でもひとりで遊んでいるようだ。
でも授業参観に行くと、よくクラスメイトと絡んで遊んでるんだけどね。
でも、なかなか仲の良い友達ができずにいたが、ようやく近所の同級生と仲良くなり、
学校から帰ってくるとよく遊ぶようになった。
学校でもひとりで遊んでいるようだ。
でも授業参観に行くと、よくクラスメイトと絡んで遊んでるんだけどね。
でも、なかなか仲の良い友達ができずにいたが、ようやく近所の同級生と仲良くなり、
学校から帰ってくるとよく遊ぶようになった。
それとともに、情緒が安定するようになってきた。
でもウチのなかでは、いつも怒られてばかりいて、少し心配だ。
でもウチのなかでは、いつも怒られてばかりいて、少し心配だ。
(続く)