ウリ・ジョン・ロート | ヒロエモンのハッソーハッソー

ヒロエモンのハッソーハッソー

聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

ギターの仙人、ウリ・ジョン・ロート

彼を知ったのは、HM専門誌「BURRN!」でスコーピオンズ時代のアルバムをおすすめしていたのを見たとき。
かなり高評価だったのでさっそく聴いてみた。

驚いた! なんてメロディアスなギターなんだろう・・・。
はっきり言ってPOPになった最近のスコーピオンズよりも魅力的だ。

これを期に彼を追うことにした。
スコーピオンズ脱退後、1979年自身のバンド、エレクトリック・サンを結成。
3枚のアルバムを順番に聴くと、彼の成長がわかる。
ギターは申し分ない。けれどヴォーカルが・・・
実は彼自身がヴォーカルも兼任しているのだが、はっきり言って「トホホ」な歌だ。
ヴォーカルさえ違う人だったらもっと聴きやすいのに・・・残念。

彼はスカイ・ギターを完成させた。
弦が多くて、非常に高い音が出せる。まさに天にも昇るようなギターソロが堪能できるのだ。

その後は、仙人のような生活に入る。(ひきこもりとも言う)
1996年にSKY OF AVALON名義でリリースした「PRELUDE TO THE SYMPHONIC LEGENDS」は必聴だ!
イメージ 1
クラシックとオペラとロックを融合し、スカイギターを絡ませたサウンドは最高!
これはだまされたと思って是非聴いてみてほしい。

彼はこれを3部作にする予定だったが、いまだに発表されていない。

その後はライブ活動を再開しながらも作曲活動を続け、
ヴィヴァルディの「四季」をスカイギターで演奏し、その第5楽章とも呼べる自作の「メタモルフォセス」を加えたアルバム「METAMORPHOSIS」をリリース。
イメージ 2

最近、ベスト・アルバムが発売された。
残念ながらスコーピオンズ時代の曲は入っていないが、彼のソロ時代のベストとなっている。
イメージ 3

アルバム:
スコーピオンズ
 FLY TO THE RAINBOW (1974)
 IN TRANCE (1975)
 VIRGIN KILLER (1976)
 TAKEN BY FORCE (1977)
 TOKYO TAPES (1978) ライブ盤

エレクトリック・サン:
1 EARTHQUAKE (1979) ★★★
2 FIREWIND (1981) ★★★
3 BEYOND THE ASTRAL SKIES (1985) ★★★★

ソロ:
1 AQUILA SUITE (1991) 未聴ですm(_ _)m

スカイ・オブ・アヴァロン:
1 PRELUDE TO THE SYMPHONIC LEGENDS (1996) ★★★★★

ソロ:
2 TRANSCENDENTAL SKY GUITAR I & II (2000) ライブ盤
3 LEGENDS OF ROCK AT CASTLE DONINGTON (2001) ライブ盤
4 METAMORPHOSIS OF VIVALDI'S IV SEASONS (2003) ★★★★
5 THE BEST OF ULI JON ROTH (2007) ベスト盤