レッスルキングダムIN東京ドーム | ヒロエモンのハッソーハッソー

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行って来ましたよ、新日本プロレス新年恒例のドーム大会「レッスルキングダムIN東京ドーム」へ!

昨年は経営難から最後のドーム大会と言われていたが、
今年は全日本プロレスとのコラボでドーム大会を続ける事ができた。
まずはおめでたいことだ。

今回の大会は2階席を開放しなかったためか、アリーナ、1階席は満席といっていいようだ。
(主催者発表:2万8000人=満員)

前半戦で特筆すべきは菊タローだ。
あの明るさは新日にはないものだ。
新日ではタブー扱いされがちな「お笑い」でドームを暖め、幸先いいスタートを切ることが出来た。

その他は、新日と全日の選手がごちゃまぜ状態のカードだったが、こうして見ると
見たいカードがいっぱいあるね。

稔 VS カズ・ハヤシ
金本浩二 VS 近藤修司
タイガーマスク VS 近藤修司 などなど   見たいね!

これからが楽しみだ。

[川田利明 VS 中邑真輔]
エルボー、キックなど打撃合戦から腕十字の取り合い、スープレックス合戦と
お互いの意地の張り合いの末、顔面ミドルで川田の勝ち。

[三冠ヘビー級 鈴木みのる VS 永田裕志]
ビンタ合戦から場外で両者流血、永田は鈴木に場外で垂直落下ブレーンバスターを決める。
鈴木のスリーパーをアームブリーカーで返し、蹴りで優位に試合を進める。
しかし永田のこの試合にかける気持ちはもの凄いものがある。
バックドロップ後にカウント2で自ら鈴木の肩を上げたのがまずかった!
スリーパーをかけられた永田は白目を剥きレフェリーストップ。

永田さん。こんなところで白目を剥いちゃだめだよ!爪が甘いです。天下取りたくないんですか?

[IWGPヘビー級 棚橋弘至 VS 太陽ケア]
この2人がこんなにかみ合うとは思わなかった。
スライディング・ラリアット、馬場直伝技、垂直落下式ブレーンバスター、DDTなど
ケアの方が技の説得力があるように感じた。
棚橋はドラゴンからダイビング・ボディープレスで辛くも勝利。これもいい試合だった。

[武藤敬司&蝶野正洋 VS 天山広吉&小島聡]
スーパードリームと銘打っているが、みんな新日育ち。
体ボロボロの武藤&蝶野はインサイドワークで凌ぐ。
チョップとDDTで橋本を思い起こさせる武藤&蝶野。
蝶野がSTFで天山から勝利。

試合後、武藤と蝶野は白の長い鉢巻を巻くと、橋本のテーマ曲がかかる。
ビジョンに橋本の姿が・・・
ここに闘魂三銃士が復活。  いいシメだった。

(感想)
全日の明るさがいいスパイスとなった興業だった。シングルマッチはどれもみな文句なしで良い試合。
タイトルが移動しなかったのは残念だが、今後も両団体ともに良い関係が続けばいいと思う。
お客さんを満足させて帰らせることができたし、成功といっていいだろう。