不審者 | ヒロエモンのハッソーハッソー

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朝、ウチの子が家から出て通学班の集合場所で待っていると、
自転車に乗った一人の中年男性がやってきた。

なにやらウチの子に話しかけている。
それに気付いた妻も顔を出してみていたが、妻に挨拶をしてきたそうだ。

その人は学校の先生だったのだ。

どうやら先月ここで不審者が現れたそうなので、確認に来たとのこと。
「ここか?」と聞き、ウチの子は「うん、そう」と答えていたのだ。

不審者がいたなんて初めて聞いたよ。妻も知らなかった。
しかもウチの前に・・・

その不審者とは目だけを出した格好でバイクに乗り、朝このあたりを通り過ぎているそうだ。
ウチの子も何度か見かけたことがあると言っていた。
しかも、先月は同じ通学班の女の子の手を引っ張っていこうとしたようなのだ。

そのため学校から注意するように通知が来ているというのだが、
ウチの子はそれをかばんの奥にしまっていて親にみせなかったので、全く知らなかった。

ウチの子はその現場にいたのに、女の子の手を引っ張っていかれそうになったことを知らなかったそうだ。

実はその女の子・・・ウチの子と保育所時代から同級生で、
その時からウチの子は密かに想いを寄せている子なのだ。

その事件から2週間・・・今初めてその事実を知ったウチの子は、
拳を握り締めて、自分が守ってやれなかったことを悔しがっていた。
(遅いよ! 一緒に通学してたんだろ。 なんで知らないんだよ!)

まあ、何事もなくてよかったけど、ホント何があるかわからないね。