パープル・ファミリー３

イアン・ギランはやはり自分にはハード・ロックが合っていると思ったか、
キーボードのコリン・タウンズを残してほかのメンバーを入れ替えギランを結成する。

ギランはストレートなハード・ロック・サウンドで、ヨーロッパや日本で人気があった。
アルバム・リリースが早く、しかも数多くのシングルに未発表曲やライブテイクが
収められるなど、マニアはコレクションに大変だが、
多くのマテリアルから、楽しそうにバンド活動をしているのがわかる。
ギランのアルバムは常に廃盤状態で、大型ＣＤショップに行ってもほとんど見つからないのが
残念だ。ネットでも全部は揃わない。

後期ギランに加入したヤニック・ガーズ(g)は、のちにアイアン・メイデンに加入した。
順調に見えたが、イアン・ギランは突如、音楽活動からの引退を発表、バンドは解散する。
しかし、その後とんでもない発表がされるのだ！（続く）

アルバム：
ギラン
１　Gillan (1978) ★★★★ (日本のみリリース）
２　Mr Universe (1979) ★★★★
３　Glory Road (1980) ★★★★
４　For Gillan Fans Only (1980) ファンクラブ限定販売
５　Future Shock (1981) ★★★
６　Double trouble (1981) ★★★
７　Magic (1982) ★★★

マニア向けアルバム
(1) Live At Reading '80
(2) The BBC Tapes Vol 1: Dead Of Night '79
(3) The BBC Tapes Vol 2: Unchain Your Brain '80
(4) The Gillan Tapes Vol. 1　
(5) The Gillan Tapes Vol. 2
(6) The Gillan Tapes Vol. 3
(7) Live Tokyo,23rd October 1978 1978/10/23のライブ
(8) On The Rocks 1981/6/17のライブ
(9) Live Wembley 17th December 1982 1982/12/17のライブ
(10) MUTUALLY ASSURED DESTRUCTION Glasgow 1982
　
メンバー：
<第１期> 1978/7-8
　イアン・ギラン(vo)、スティーブ・バード(g)、ジョン・マッコイ(b)、
　コリン・タウンズ(key)、ライアン・ジェノキー(ds)

<第２期> 1978/9-1979/5
　イアン・ギラン(vo)、スティーブ・バード(g)、ジョン・マッコイ(b)、
　コリン・タウンズ(key)、ピート・バーナクル(ds)

<第３期> 1979/5-1981/6
　イアン・ギラン(vo)、バーニー・トーメ(g)、ジョン・マッコイ(b)、
　コリン・タウンズ(key)、ミック・アンダーウッド(ds)

<第４期> 1981/6-1982-12
　イアン・ギラン(vo)、ヤニック・ガーズ(g)、ジョン・マッコイ(b)
　コリン・タウンズ(key)、ミック・アンダーウッド(ds)