プロレスと格闘技 | ヒロエモンのハッソーハッソー

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聴いてる音楽、プロレス観戦、美術展など

プロレスと格闘技の一番の違い。
それは、お客を楽しませて満足させることを考えて試合をするのがプロレス。
勝てば良しとするのが格闘技、ということになるだろう。
最近のPRIDEなどのプロの格闘技では、須藤元気などプロ意識の
高い選手もいるが、格闘技は基本的に勝てば次の道が開けるのだ。
プロレスは、負けても、試合内容がよければ、「次、がんばれよ!」ということになる。

格闘理論からして正反対だ。
格闘技は、いかに相手の攻撃を受けないで、自分の攻撃を相手に的確に当てるか
を考えているが、プロレスは、
相手の攻撃(技)を受けても大丈夫な体をつくることが第1にすることで、
したがって、相手が攻撃をしてきたら、真正面から受けるのだ。
逆に、中途半端によけると怪我をすることになる。
そしてダメージを最小限に抑えるために、受身をとる。
だから、基本的に受身が取れないような投げ技はしてはいけない。
技をかけるほうも、受けるほうも、信頼関係があるのだ。
打撃技にしても、鍛えたところに打ち込むのだ!

プロレスは人との付き合いに参考になることが多いと思う。
世の中にはいろんな人がいる。気の合う人のいれば、正直カチンとくる人もいる。
嫌だと思う人でも、つきあわなければならないことが多い。
そういうときでも、よいつきあいをするには、
まず相手の言うことを受け止める度量と器量が必要だ。
いちいち反発していては、よい関係はきずけないのだ。
そして、相手と信頼関係が築けたら、相手が受け止められる範囲内で、
言いたいことを言えばいいのだ。

だから自分は思う。
プロレスが好きな人に悪い人はいない

でもあんまりマニアックなひとは、ゴメンだよ。