Huskyの友人や家族が、日本に来て、観光案内を頼まれたとき、一番悩むのが、「バランス」です。
ほどよくローカルで（ここでしか体験できないというスペシャル感）、ほどよく非日常感があって（皆さん、休暇で来ていることがほとんどで、ビジネスミーティングとは異なります。観光って「日常」の延長にあるものではないので）。
過去記事にも書いていたように、我々、日本に在住している人間ですら、「ちょっと居心地の悪い」お店は、どんなに美味しくても、敬遠しがちです。
かと言って、せっかくローカルガイドがいる（まあ我々なワケですが...）のだから、観光客ばかりのところには行きたくない。
そのバランスに、いつもいつも悩みます。
中でも、一番悩むのは「ラーメン」
一蘭とか、東京だったら「俺流塩ラーメン」とか、じゃんがらとか。
観光客に大人気なところは、外国人観光客に慣れているのでオペレーションが気持ち良い。
そして、もちろん、外国の方のお口にも合う。
ただ、海外にも支店があったり（国内と国外で味が違うとは分かりつつも）、店内ほぼ観光客だったりすると、やっぱり、違うところにお連れすればよかったかな〜と考えてしまいます。
最近、久々に行ってびっくりしたのが、池袋にある「元祖めんたい煮込みつけ麺」さん。
何年も行っていない（と思い込んでいたのですが、Husky曰く、こちらに引っ越してくる前に実は来ていたらしい）うちに、ガラッと大きく変わっていました。
コロナ禍で残念ながら閉店してしまったお気に入りのお店も多いので、変化しながらも、時代の流れにのってくださっているお店には脱帽。
ただ、なんというか、よくある観光客向けのお店...ぽい雰囲気になってしまったような...
元ヴィーガンのHuskyは、たっぷりのキノコ類のお出汁が出ているラーメンをとても気に入っていたようなのですが、「めんたい」感がかなり薄れてしまっているような...？
記憶が風化してしまっているだけかもしれませんが、前は、もう少しクセ強めなラーメンだったような...？
もちろん、今の方が、万人受けするレシピになっており、だからこそ繁盛店になったのだとは思います。
ということで、もはや何を言いたいのか分からなくなってきてしまいましたが、観光ガイドの匙加減は難しいということでした。
（それと、せっかく絶妙なバランスのお店を見つけても、お店側も変わり続けているということ）
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