大阪に引っ越してきて、唯一困っていることは、近所にパン屋さん（ハード系）がないこと。
白いパンを敬遠するHuskyは、朝ごはんの定番とも言える「食パンのトースト」も、「朝からケーキは食べられない！」と言って、拒否...。
何度も書いていることですが、甘いものは土曜日のみ、という習慣のある北欧人（ノルウェー人だけかも）にとって、白くてフワフワの食パンはまるでお菓子。
お菓子を朝食で摂るなど、食事への冒涜も良いところ、なようです。
（お夕飯前に、「ご飯の前にお菓子を食べちゃダメ！」という感覚に近いのかも？）
そう、北欧は（繰り返しになりますがノルウェーだけかも）、「パンがなければお菓子を」という文化と比べると、「パンがなくても（腹が減っても）お菓子は喰わぬ」という感じの文化圏。
（詳しくは過去の記事を）
という事情で、パン屋＝ハード系、だったのです。
ところが先日、Huskyの運転免許更新のため、門真市の運転免許試験場を訪れたところ。
見つけてしまいました。
とっっっても可愛い「まちのパン屋さん」
その名も「すももベーカリー」
運転免許試験場の目の前という絶好のロケーション。
これはもう、Huskyが何と言っても行くしかない！と、店内に入ってみると...。
見た目とおり、昔ながらの、でも、現代風にアレンジされた、素敵なパンが次々と焼き上がっては、並べられていくではありませんか！
興奮して、その場で食べる用と、翌日の朝食用にかなりの数を買い込みました。
ふわっとしていて、でも、もっちりとした生地。
誰にでも（日本人）好まれそうな奇をてらわない、優しい味付け。
翌日用に買い込んだ分まで、その場でほとんど食べ尽くしてしまいました。
しかも、お値段、ほとんど120円！
お惣菜系のものも含めて、この価格です。
すごい。
（ちょっと日本の未来が心配になるものの...とはいつも書いていることなのですが、でもやっぱり恩恵に預かれるうちは預かっておきたい）
こんな素敵な「まちのパン屋さん」が、近くにあったら、毎日通いつくすのにな〜...
（車を所持していない我々にとって、駅から徒歩30分の運転免許試験場を遠すぎる...）
と、昔ながらのまちのパン屋さんのよさを再認識したのでした。
いや、サワードゥのライ麦ぱんも健康的で、美味しいのですけれど、私が毎日食べたいのは、こうしたまちのパン屋さんのパンだなと。
あとから調べてみたところ、この「すももベーカリー」ですが、九州を中心に展開しているパン屋さんなのだそうです。
関東にも数店舗、そしてなんと、島根県にも出店している模様。
大阪府内でも、もう少し交通の便の良いところ（繁華街でなくても、せめて駅から徒歩10分とか）に出店してくれたら嬉しいな〜と思います。
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