皆さん、だいぶお疲れの話題でしょうけれど、昨日の「バイキングの日」で、ふと思い出したことがあったので。
隣国のスウェーデンの独自路線(と報道されているものをよく目にしますが、イギリスも当初は同じ方針でしたよね?)が何かと話題のコロナ対策。
強いものは生き残って、弱いものは見捨てる、とも受け取れてしまうため、賛否両論あるようです。
誰もゴールが見えない現状で、何が悪いとか良いとか論じるのはナンセンスだと思いますので、スウェーデンの対策はさておき、そのお隣りの国では何が起こっていたのかというと。
アナと雪の女王(アンデルセンのお話しではなく、ディズニーの方)では、「何か分からないけれどすごいお金持ち」の国として描かれていたアレンデール王国。
そのモデルとなったノルウェー王国は、「何が理由か明白でお金持ち」の国。
寒い土地で作物もなかなか育たず、エストニアはIT先進国として有名ですが、そこまでの産業も特にないノルウェー。
税金がやたら高いイメージがあるけれど、果たしてそれがリッチな理由?
と、思いきや。
実は、ノルウェーは産油国として潤っているのです。
石油が発掘されたのは1960年代ですので、ディズニー映画の中では「理由が分からないがお金持ち」で正解ですが、アンデルセンの時代には、割と貧しい国だったはずです。
さて、特に目立った産業もなく、食料自給率もかなり低いノルウェー。
コロナの影響で、このまま国を閉鎖した状態が続くと(食物が輸入されない)、倉庫は空っぽに...?
コロナ騒動の初期、日本では何だかものすごい買い占めが起こっていたみたいですけれど(このブログの筆者は、他国に居たため、日本の実情を見ていません)、ブログの相方Huskyは、ポツリとこんなことを漏らしました。
「食べ物がなくなったら、森へ鹿狩りに行かなくちゃ」
日本の田舎の方に住む妹に、Huskyのそのセリフを伝えると、
「えっ、冗談だよね?」
という返信が0.3秒くらいで届きました。
いや、本気度100パーセント...。
「悪い人を撃つよりも、純真無垢な鹿を撃つ方が大変かもしれない」
とも言っていましたし(もちろん、それは冗談です!)。
流石、ヴァイキングの末裔ですね...。
ちなみに、イースト(主食であるパンを焼くために必要)がスーパーから姿を消してしまったため、義理のお父さんは、一週間くらいかけ、天然酵母を作ってしのいだみたいです。
何でも手作りが基本。たくましいです。