今日は、11月で唯一の清春さんプラグレスライヴ。
結論から言うと。
これまでのプラグレス公演の中で、数々の素晴らしい瞬間を観てきたけど。
その中でも今日が最高でした。
何だろう・・・
音楽で、歌で、こんなにも心ってどうしようもないくらい揺さぶられるんだ。
そう思ったのが、今日のライヴ。
もしかしたら、わたし自身が今日抱えていた個人的な背景も
ほんの少し影響してるのかもしれない。
7月からのプラグレス。
やはり仕事を休めなかった初日を除いて、ここまで全公演を聞き漏らさずにきたのに。
今日の第一部は、どうしても仕事を抜けることができなくて欠席。
「清春さんの徹底したファンでいる(富裕層認定レベルの参加率)」と
「仕事をバリバリやる」を両立しようと、これまで心がけてきた自分。
仕事には手を抜かず、休日出勤をしても、ライヴだけは最優先でちゃんと休む。
それが、ささやかな自分のプライド。
でも、そんなわたしでもどうしても休むことのできないのが、月1回の責任者会議。
責任ある立場として、やはりサボることはできなかった・・・。
聴き逃してしまう回があることを、受け入れられない自分がいました。
でも、そんな複雑な気持ちで訪れた今日のライヴ。
第二部が本当に素晴らしくて。
聴けない回があったことは残念だったけど。
でもこれだけ素晴らしいライヴに自分がいられること。
そのことを、心から幸せに感じられるライヴでした。
前半はサッズの頃の曲が多くて、
『Masquerade』や『FINALE』を聴きながら
何となく昔の自分を思い出してみたり。
じんわりと浸っていたところでの。
『adore』
これでまず、涙腺崩壊。
本当に優しい曲。
仕事でささくれだっていた心が、どこまでも癒されていく。
温かい空間だな・・・って、じんわり涙。
さらに後半。
『空白の世界』が来たところで、これは凄いことになる、って予感がした。
そこからの。
『この孤独な景色を与えたまえ』
もう、イントロからまた涙腺崩壊。
ずっと聴きたくて聴きたくて。
岡山で聴けたときも感動したんだけど。
このプラグレスで初めて。
しかも「今日」聴けたことが、自分にとっては奇跡。
温かくて、寂しくて、美しくて・・・。
ずっとずっと、涙が止まりませんでした。
そしてそこからの『MELODIES』
どこまでも美しい。切なくて大好きなメロディー。
別れの曲のはずなんだけど、すごく綺麗な景色が見える。
この世界観は、清春さんだから出せる。
清春さんにしか出せない。
アンコールの『光』
この曲も、いまのわたしの心境にぴったりだった。
あらゆる場面で自信のなくなっていた、最近の自分。
そんな自分に勇気をくれた曲。
「君らしく、堂々としてればいいんだよ・・・」
歌う清春さんの姿を通して、そんなことを感じ取りました。
まさに、いまのわたしにとって「光」となる曲。
ラストの『MESSIAH』
今日この日の空間を、言い表すならこの曲。
温かくて切なくて。
力強くもあって。
美しくて。
いつだって、救いの手を差し伸べてくれる。
わたしにとって、清春さんの曲こそが。
まさに、メサイア。
最後は清春さん、立って歌ってくれた。
そのことが、存在の大きさを感じた。
なんだろう。
ライヴ後半ずっとずっと、涙が止まらなくて。
感情が自分の上限を超えてしまったような感じ。
こんなに人って、心が動くものなんだって。
叫びたいような気持ちだった!!
でもそれを表現する手段が。
あの空間では涙でしかないから。
だから、泣いちゃうんだろうな・・・。
さらに選曲のこと。
今日のプラグレス、カヴァー曲もなくなって。
曲の感じからしても。
いよいよ終焉に向かい始めたな・・・って感じがしました。
もうすぐ終わっちゃう・・・。
12月、プラグレス3日間あるけど。
カウントダウンはもう始まっている、そんな感覚。
年末も、年明けのツアーもあるし。
きっとこれからも、まだまだ清春さんの歌を聴けるはず。
そう信じているけど。
でも、今年どうしようもなく甘く幸せな時間をくれた。
自分に一番近い距離で、日常に近い感じで。
そんな温かな空間であった。
マウントレイニアホールでのプラグレス。
それが来月で終わってしまうことは、寂しいし、苦しくすらある。
何事にも終わりがあるってわかってるけど。
終わらないで欲しいと切に願う時間。
12月、終わっちゃったら、どうなっちゃうんだろう、わたし・・・。
どうしようもなく幸せで、どうしようもなく寂しい。
人は満たされすぎると、それを失うことを恐れて寂しくなるんだ・・・。
そんなことまで感じました。
いままで、清春さんのライヴをたくさん観て。
たくさん感動したけど。
今日のライヴは、その中でも。
わたしにとっては絶対に忘れられないライヴになりました。
まさに
「奇跡のような瞬間」
でした。
清春さんのファンでいられて、本当に良かった。
叶うならば。
こんな瞬間が、これからも。ずっとずっと。
またたくさん、訪れますように・・・。