どうしようもない虚無感に襲われてしまった。

 

理由はある程度分かっている。精神と肉体が離れているせいだ。メンタルは比較的安定しているが今は肉体が良くない。諸事情で5駅ほど歩いて帰ったからだ。都会というのは良い。辺境の田舎に住んでいた時は、駅から家まで徒歩1時間だった。駅から駅を歩こうと思えば、山を越えなければならなかった。それらに比べれば断然良い。明かりも人も多く、景色もコロコロと変わるから飽きがない。道も平坦でアスファルトで舗装されている。この上なく歩きやすい。だが労働後の肉体にはそれなりに酷だったらしい。足をはじめとした身体だけでなく、喧騒は頭や心にまで負担をかけてしまった。

 

カップ麺で小腹を満たしシャワーを浴びながら、自分の面を見る。このままでいいのだろうか。よくある、なんの面白味もない疑問。今の仕事に不満があるわけではない。ここ数日人間関係で少しごたついたが些細な問題だと割り切っていた。このままでいいのだろうか。今の仕事は自分に向いている。できることは少ないができることには責任を持っているつもりだ。このままでいいのだろうか。

 

1年前は仕事が欲しかった。とにかく生きるための金が必要だった。拾ってもらえたからには全力で向き合った。

 

そして先ほど気づいた。今は称賛が欲しいらしい。

できることをやる。これが今の自分の精一杯だ。本当は、できることを増やさなければならない。できないことにも果敢に挑戦しなければならない。そして空回る。ごく普通のありふれた話。それで笑い飛ばせばいい。

 

 

 

相変わらず筆が遅い。ここまで書くのに20分だ。すっかり体も乾いた。

だがその時間も必要なのかもしれない。書いている間に虚無感が薄くなった。

そして疲れで眠くなってきた。精神が肉体に追いついたようだ。

 

おやすみ。