人財に学ぶ ハイラム・ビンガム | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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企業や社会が求める『What's人財』をテーマに、キャリアコンサルタント福井祐平の視点で書いています。


ハイラム・ビンガム(1875~1956)さんは、アメリカの探検家で映画「インディー・ジョーンズ」のモデルとなった方です。



ハイラム・ビンガムさんは、ハワイのホノルルで生まれます。その後、1905年に歴史学と政治学の学位をハーバード大学で取得後、1907年にイェール大学で南アメリカの歴史を教える講師となります。



1908年、ハイラム・ビンガムさんはサンディエゴで開催された全米科学者会議に出席し、その帰路でスペイン貿易ルートで探索し、ペルーに立ち寄ります。そこでオリャンタイタンボというインカ時代の都市を見学し、強い興味を覚えました。



1911年にペルー探索隊を結成し、同年7月24日にインカ帝国の遺跡「マチュ・ピチュ」を発見しました。



ハイラム・ビンガムさんは、「ほとんどどんな空想小説も、あの花崗岩の砦ほどに冒険心をかきたてはしない。」と語っています。



日本初のアウトドア・ブランドを立ち上げている株式会社モンベルの社員には、登山家や冒険家などアウトドアのプロフェッショナルが多くいます。



株式会社ベンチャーバンクでは、自社HPの代表メッセージで「好き」をビジネスと記載されています。ビジネスは生き物であり、それを生み育てていけるのは、個々の力だけだと書かれています。



私は出版社での編集職の求人も取り扱っていますが、ITや医療分野など求職者が興味のない領域では、企画が思いつかないと応募を辞退されるかたもいますし、選考の途中で不採用になってしまいます。



好きな事は仕事ではなく趣味として楽しみたいという方もいます。



人間は、不明確なことに直面すると防衛本能が働き、抵抗感を感じるようになっています。



職種によっては、常に不明確で初めての業務に取り組むこともあります。そんな時、自身の興味があるものであれば乗り越えられるかもしれませんね。

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福井祐平