
本日大晦日に、ボクシングWBA世界ライフフライ級世界タイトルマッチが行われます。
現在のチャンピオンは、井岡一翔(1989~)さんです。
井岡一翔の叔父に、日本最年少の18歳9ヶ月で世界チャンピオンになった井岡弘樹さんがいます。
井岡一翔さんは、中学1年生からボクシングを初め、中学3年生から井岡一翔さんのお父さんと叔父さんの井岡弘樹さんが設立した井岡ジムへ移籍します。
井岡一翔さんは、大阪にあるボクシング部が強い興國高校に進学します。大阪では、大阪朝鮮高校か興國高校のどちらかの選手がいつも全国大会に出場しています。
高校時代は、2年次と3年次に選抜大会、インターハイ、国体それぞれ2年連続優勝を果たし、高校6冠を達成します。
高校を卒業後は、北京オリンピック出場を目指し、東京農業大学に進学します。
東京農業大学は、井岡一翔さんが高校3年生の時と大学1年生の時に全日本大学王座で優勝している学校です。
大学進学ごとも、1年時から国体で優勝していましたが、全日本選手権の決勝で早稲田大学の大久保賢児に敗北します。
翌年も国体で優勝しますが、同じく全日本選手権の決勝で林田太郎に敗北し、北京オリンピックという目標が消えたことから、プロ転向を決意します。
井岡一翔と大久保賢児の全日本決勝動画をご紹介します。
プロ転向後は、世界タイトルマッチを2階級制覇する活躍を見せています。
日本のボクシング界で親族同士が世界チャンピオンになったのは、井岡一翔さんと亀田3兄弟だけです。
芸能界では2世タレントとして活躍している方がたくさんいます。
スポーツの世界では親の影響を受けて同じスポーツをする方がたくさんいます。
長嶋茂雄を父にもつ長嶋一茂さんは、野球より空手に興味を持っていました。
井岡一翔さんも、小学校の時は野球をしていました。
井岡一翔さんは、中学からボクシングを始めていますが、中学、高校、大学とボクシングをするには良き指導者がいて、また強い同世代がいる環境を選んで進学しています。
レオナルド・ダ・ヴィンチは、「人が環境をつくり、環境が人をつくる」と言っています。
今年、ACミランに移籍した本田圭佑も「環境先行型」だと言っていました。
新卒時にビジネス研修をきちんと行う会社は、中堅、大手企業のみです。その他の企業は先輩社員の指導のみがほとんどです。
第二新卒の方で、より業務のスケールが大きい企業、ライバルとなる同世代が多い企業、研修制度が整っている企業を希望される方がいます。
明確な自身のキャリアプランを求めて、環境を変えてみるのも良いかもしれません。
本日の井岡一翔選手の活躍に注目です。
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福井祐平