K-1ファイター、ピーター・アーツ(1970~)さんが、2013年12月21日に有明コロシアムで行われるる「GLORY13」でキックボクシングを引退することを発表しました。
また、同日にレミー・ボンヤスキー選手(03年、04年、08年のK1WORLD GP優勝)と、セーム・シュルト選手(05年、06年、07年、09年のK1WORLD GP優勝)も引退試合を行います。
K-1も1つの時代が終わろうとしています。
ピータ・アーツさんは、少年時代はサッカー選手を目指していましたが、ブルース・リーに衝撃を受け、13歳でテコンドーを始め、14歳の時にキックボクシングを始めます。
1992年、ピータ・アーツさんが22歳の時、フランスで開催された興行で8年間キックボクシング界で無敗を誇っていたモーリス・スミスに判定勝ちを収め、一挙に注目を集めるようになります。
1993年、初開催された『K-1 GRAND PRIX '93』へ参戦します。
K-1に参戦後は、94年、95年、98年に王者となり、K-1史上初のグランプリ2連覇を達成しました。
ピータ・アーツさんは引退理由について、「来年引退する予定だったが、ラストファイトを応援していただけるということでいい機会だと思った。最後の試合はK‐1に捧げたい。」と語っています。
キックボクシングを引退後は、プロレスをするかもしれないそうです。
元プロレスラーのアントニオ猪木さんは、55歳のときに引退しました。
今年63歳になるプロレスラー天龍源一郎さんは、昨年12月29日に復帰戦を行っています。
プロレスラーは、他の格闘技と比べると選手生命が長いのかもしれません。
ピーター・アーツ選手とアンディ・フグ選手の動画をご紹介します。
今後も、ピーター・アーツ選手の活躍に注目です。