人財に学ぶ ボズ・スキャッグス | キャリアコンサルタント福井祐平の『What's人財』

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来月、友人の結婚式に二回参加する予定になっております。YouTubeで結婚式ソングを検索していたら、ボズ・スキャッグス(1944~)さんの、「We're all alone」にたどり着きました。



ボズ・スキャッグスさんは、日本では“ミスターAOR”として絶対的な人気を誇っています。



「We're all alone」は、たくさんのアーティストにカバーされていますが、ボズ・スキャッグスさんの原曲には当初「二人だけ」という邦題がつけられていました。



ボズ・スキャッグスさんの、「We're all alone」をご紹介します。


ボズ・スキャッグスさんは、アメリカのオハイオ州に生まれます。



12歳の時、スティーヴ・ミラーさんからギターを習いながらいヴォーカリストとしてバンド活動を始めます。



ボズ・スキャッグスさんとスティーヴ・ミラーさんは、共にウィスコンシン大学に進学し、大学時代もブルース・バンドを組んで活動します。



ボズ・スキャッグスさんは、1960年代前半に当時白人によるリズム&ブルースが盛んだったイギリスに渡ります。



その後、ソロとしてヨーロッパを遠征中にスウェーデンのポリドール・レコードの目にとまり、1965年にデビューします。



アメリカに帰国後、サンフランシスコを拠点に活動し、スティーヴ・ミラー・バンドのファーストアルバムに参加します。これをきっかけに、1969年にアトランティック・レコードからアメリカデビューを果たします。



ボズ・スキャッグスさんは、アメリカでデビューを果たすもなかなかセールスにはつながりませんでした。



1976年、500万枚以上の売上で米2位を記録した「Silk Degrees」をきっかけに、「Lowdown」や「We're all alone」など数々のヒット曲を発表しトップアーティストの仲間入りを果たします。



日本では、トヨタ自動車のクレスタのCMソングに「You Can Have Me Anytime」が起用されています。



ボズ・スキャッグスさんは、2003年以降からジャズ・セットでのツアーも行っており、今年69歳となった今でも音楽活動を続けています。



日本マクドナルドの創業者である藤田田さんは、「文化というものは高きところから低きところに水のように流れる」という文化流水理論があると語っていました。



ボズ・スキャッグスさんは、リズム&ブルースの流行の最先端だったイギリスに渡っています。



プロサッカー選手の三浦知良さんは、15歳の時にサッカーの本場ブラジルに留学しています。



ソフトバンクの孫正義さんが、ボーダフォンを買収した理由は、ケータイは日本が世界で一番先行しており、世界に輸出できると思ったからだと聞いたことがあります。



AKB48のプロデューサーである秋元康さんも、AKB48劇場をジャカルタと上海に展開しています。



私の友人で、ダンスの勉強にアメリカに留学した方がいますが、何か自分にとって新しいことを始めるときは、世界の最先端の情報を入手してみるのも良いかもしれません。