
ソーシャルゲーム事業を展開するグリー株式会社が、本日希望退職200名の募集を発表しました。
募集対象は、グリー単体の社員(約1762名)で、10/9~10/28の期間で募集します。
グリーは、これまでにも2012年6月に開設した大阪オフィスの閉鎖。8つあった国外拠点も半分に削減しています。
2013年4月~6月の業績は、上場以来初となる営業利益3億円の赤字となりました。
業績の背景は、ゲームプラットフォームの提供で利益を上げていましたが、「コンプガチャ騒動」、またスマートフォンの普及によりプラットフォームを通さない「パズル&ドラゴンズ」のようなネイティブアプリのゲームが増えたことが原因です。
グリーは、9月27日の株主総会の取締役を4名新たに選任し、取締役の任期を今までの2年から1年に変更しました。
グリーは、2012年6月の営業利益827億円の黒字でした。
それがたった1年で営業利益3億円の赤字まで転落する今の世の中のスピードと変化に驚愕します。
以前、ライブドアも粉飾事件がありましたが、その後無料通話・メールアプリサービス「LINE」がヒットし、業績を回復しました。
個人的には、経費削減でグリーがスポンサーとなっている「バカソウル」が終わってしまうのではないかと心配しております。
グリーには優秀な社員の方が沢山いると思いますので、また新しいサービスが生まれるかもしれません。
今後の動向に注目です。
今日の記事が少しでも参考になりましたら、人気ブログランキングの応援クリックをお願いできると幸いです。

福井祐平